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自責思考でストレスをため込むのを改善する2つの方法!

[最終更新日]2021/06/23

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回取り上げるのは自責思考。

 

過去の私もそうだったのですが、

自責思考に悩んでいる人は意外と多いです。

 

自責思考も行き過ぎると、

自分で自分を苦しめてしまうのです。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

自責思考でストレスをため込む心理背景を解説します。

 

また自責思考を改善する2つの方法もお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

自責思考とは?

自分に責任を求める思考のこと。

問題が起こったときに自分の責任を探し、

問題の原因を探っていく思考のこと。

 

これが自責思考の意味です。

 

自分の原因を振り返ったり、

反省しようとする意識が出ている状態です。

 

ただし「自分を責める」とも書くので、

自分にネガティブな言葉をかけてしまうこともあります。

 

何事もやり過ぎると反動が出る

食べ過ぎればお腹を壊し、

気を使い過ぎれば疲れてしまう。

 

この様に何事もやり過ぎると、

必ず反動がやってきます。

 

自責思考もやり過ぎると、

自分で自分を苦しめてしまいます。

 

自分にばかり原因を求めるのは、

どう考えてもストレスなのです。

 

行動意欲が湧かなくなったり、

自己肯定感が下がってしまうこともあります。

 

自責思考でストレスをためる人の心理背景

 

自責思考でストレスをため込む人が

どんな心理なのかを解説します。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りの反応を気にしている

周りにどう思われるか気にしていると、

自分を責める回数も増えてしまいます。

 

人間関係は自分と相手がいて成り立つので、

どちらか一方にだけ原因があることはあり得ません。

 

それなのに相手の目を気にしていると、

自分にばかり原因を求めがちになります。

 

「嫌われたらどうしよう…」

「変な風に思われたらどうしよう…」

「気を悪くさせたらどうしよう…」

 

こうした意識が出てくるほど、

自分で自分を責めやすくなるのです。

 

完璧主義

完璧主義の一面を持っている人は、

自分で自分を責めやすくなります。

 

「まだ足りない」

「全然できない」

「上手くいかない」

 

ハードルを自分で上げてしまい、

自分を責める頻度が増えてしまうのです。

 

どれだけ成果が出ても、

一向に満足できずストレスを抱えてしまいます。

 

頭の中で考える癖がある

頭の中であれこれ考える人は、

自責思考で苦しみやすいです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まると言われています。

 

自分で自分を責めてしまいがちなのも、

頭の中で考えている時です。

 

頭の中で自分を責める言葉が飛び交い、

ストレスが蓄積されてしまうのです。

 

自責思考で悩む原因

私はぬいぐるみ心理学ぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

自責思考でストレスをため込むのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信が持てないから必要以上に自分を責めてしまうのです。

 

もし自分に自信が持てていれば、

自分を責めすぎることなく、

冷静に現状を受け止め行動できるのです。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

自責思考のループを改善する2つの方法

自責思考のループを抜け出す方法を、

ぬいぐるみ心理学の視点で解説します。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

自責思考に悩まされることはなくなります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

自責思考に悩んでいる人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

先ほどもお伝えした通り、

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが自責思考を抜け出すポイントです。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することで、

自責思考で苦しむことがなくなります。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自責思考に悩まされる人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に相手のことを気にして、

自分の気持ちを抑え込んでしまうのです。

 

自分を主語にして問いかけることは、

自責思考のストレスを手放す上で不可欠です。

自責思考を続けて苦しむのであれば、

その状況は今すぐ改善する必要があります。

 

ネガティブな言葉を自分にかけており、

毎日を心から楽しめない原因になっています。

 

自責思考のストレスを手放せれば、

自分らしく行動できる場面も増えます。

 

人間関係のストレスもなくなり、

自分が望む行動を選択できる様になります。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

自責思考の癖を改善していきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。