15Apr
[最終更新日]2023/03/04
こんにちは、伊庭和高です。
今回のテーマは「被害者意識」
仕事でもプライベートでも、
被害者意識を抱いて苦しんでいる声はよく聞きます。
被害者意識を持ちたい人など、
誰一人としていません。
被害者意識を手放せるなら、
手放したいと多くの人が思っています。
今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
被害者意識を抱く原因を深く解説していきます。
—
必ずしも被害を受ける立場にあるわけではないのに、
自分は被害を受けている、受けるに違いないと思い込むこと。
また自分の誤った行為を正当化するために、
責任を他者や生育環境などに転嫁し、
自分こそ被害者だと思い込むこと。
—
これが被害者意識の意味です。
ここでのポイントは、
「実際に被害を受けたかどうかは関係ないこと」
被害を受けていると思い込んでいれば、
それだけで被害者意識を持ててしまいます。
また本来は自分にも責任があるにも関わらず、
責任を周りになすりつけてしまうことも、
被害者意識を抱く意味になります。
被害者意識を持ちたい人などいない
何より被害者意識を持ちたい人など、
1人としていません。
被害者意識を持っていても、
人生がつらく苦しいだけです。
誰かや何かのせいにしていても、
自分の人生が変わるわけではありません。
被害者意識を抱く状況は、
できる限りすぐに抜け出したいと言えます。
被害者意識を抱いてしまう原因
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
被害者意識を抱いてしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば被害者意識を持つことはありません。
誰かや何かのせいにするのではなく、
前を向いて行動できる様になります。
自信を持った状態で過ごしていれば、
そもそも被害者意識を抱くことがないのです。
また私は、被害妄想に悩むレベルを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
被害妄想度が判明しますが、
被害者意識に悩むレベルを表しているとも言えます。
こちらも是非やってみてください。
幼少期に根本原因が!
そして自信のなさとは、
私たちの幼少期に形成されます。
被害者意識に悩まされるのも、
幼少期に根本原因があるのです。
生まれた時から被害者意識を持つ人は、
誰1人としていません。
ですが成長するにつれて、
被害者意識が生まれ始めたのです。
また私たち人間にとって、
親との関係が人間関係のスタートです。
親との関わりの中で受けた影響が、
その後の人間関係に影響を与えています。
「親が攻撃的な人だった」
「親が不満や愚痴を自分に吐き出していた」
「やりたいことをやらせてもらえなかった」
たとえばこうしたケースの場合、
被害者意識を抱きやすくなってしまうのです。
被害者意識を手放すために
生まれた時から被害者意識を持った人はいません。
生まれ持った性格ではなく、
後天的に身についたものなので、
誰でも被害者意識を手放すことができます。
自信のなさと向き合いながら、
被害者意識を手放せる様になることで、
自分が本当に望む毎日を送れる様になります。
被害者意識を手放すための方法は、
合わせて読んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。