menu

リセット癖と完璧主義の関係性!現状を改善する3ステップ

[最終更新日]2023/05/24

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回はリセット癖を取り上げます。

 

リセット癖に悩んでいる声は、

私の元にもよく寄せられます。

 

人間関係をリセットしたり、

仕事をリセットしたりと、

一瞬スッキリしますが悩みは解決していません。

 

新たな環境で同じ悩みが繰り返され、

その度にリセットし続ければ、

状況は悪くなるばかりです。

 

今回はぬいぐるみ心理学において、

リセット癖の原因と改善方法をお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

リセット癖に走る人の特徴

 

リセット癖に走る人には、

大きく2つの特徴があります。

 

どちらか1つに当てはまることもあれば、

両方に該当することもあります。

 

完璧主義

「完璧にやらなきゃ」

「まだ準備が足りていない」

「もっとできるはず」

 

この様に完璧主義な人ほど、

リセット癖の傾向があります。

 

完璧にしなきゃと思うほど、

できない点に意識が向きやすいのです。

 

いつまでも現状に満足できず、

最終的にはリセットしてしまうのです。

 

ですがリセットしても、

できなかったという思い込みに苦しみます。

 

環境を変えたとしても、

再び完璧主義の一面が出てしまい、

どこかでリセットボタンを押してしまうのです。

 

また私は、完璧主義の度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

完璧主義にどれだけ悩んでいるかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

周りの目が気になる

「否定されたらどうしよう…」

「変に思われたらどうしよう…」

「怒られたらどうしよう…」

 

この様に周りの目を気にする人は、

リセット癖の傾向があります。

 

周りを気にするほど、

自分の気持ちを抑える様になります。

 

無理して相手に合わせたり、

言いたいことを我慢してしまいます。

 

その場はやり過ごせますが、

ストレスが限界を迎えた時に、

現状をリセットしようとするのです。

 

急に恋人に別れを切り出したり、

突然の退職をしたりと、

周囲も予期せぬ形でリセットをすることがあります。

 

リセット癖の根本原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学ぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

リセットする癖があるのも、

自分の自信のなさが原因なのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があればリセットしようとしません。

 

現状の課題に正面から向き合い、

状況を好転させられるのです。

 

ですが自信が持てずにいるから、

完璧主義を続けてしまったり、

周りの目が気になってしまいます。

 

現状の課題と向き合うことをせず、

一度リセットしようとするのです。

 

リセットしても悩みは繰り返される

とはいえ先ほどお伝えした通り、

リセットしても悩みは繰り返されます。

 

職場を変えても完璧主義は続きますし、

恋人を変えても相手の目を気にしてしまいます。

 

リセットして一時的にゼロに戻っても、

再びマイナスに落ちてしまうのです。

 

悩みの解決を先延ばしにして、

現状がどんどん悪化してしまいます。

 

ですが冷静に考えれば、

生まれた時からリセット癖のある人はいません。

 

生まれ持った性格ではなく、

後天的に身についた癖なので、

誰でも今からリセット癖を改善できます。

 

リセット癖を改善する3ステップ

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

リセット癖をやめる方法を解説します。

 

3つのステップになっており、

順に実践することで変化を実感できます。

 

ステップ1:自分の気持ちを声に出す

まず最初のステップが、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

リセット癖に悩む人ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな内容だと言われています。

 

頭の中でネガティブ思考が強まるほど、

次第に思い詰めてしまいます。

 

そして限界を迎えた時に、

「もうリセットしてやる!」と思いやすいのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これがリセット癖を克服する第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみと関わることで、

自分の気持ちを声に出しやすくなります。

 

ステップ2:自信のなさと向き合う

自分の気持ちを声に出した後は、

自信のなさと向き合っていきましょう。

 

「なぜリセットしてしまうのか?」

 

「いつからリセットする様になったのか?」

 

「どんな時にリセットしてしまうのか?」

 

浮かんだ言葉を、1つずつ問いかけていきましょう。

 

自信のなさに向き合わないと現状は変わりません。

 

自信を持って行動できる様になることで、

現状を克服できる様になります。

 

ステップ3:「どうしたいのか?」と問いかける

そして最後のステップは、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

リセット癖のある人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分よりも先に相手のことを考え、

相手ありきで行動してしまうのです。

 

周りの目が気になる時ほど、

自分がどうしたいかを忘れています。

 

「した方がいい」

「しなきゃいけない」

「するべきだ」

 

こうした言葉が浮かんでしまうのです。

 

あるいは「どうしたいか?」ではなく、

「どうしたらいいのか?」と考えています。

 

何をしたらいいかわからず、

現状を投げ出してしまうのです。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

リセット癖を手放す上で不可欠です。

リセットし続けても、

幸せな未来は待っていません。

 

一時的に楽になることはあっても、

再び同じ悩みを繰り返してしまいます。

 

プラスに進むことなく、

マイナスとゼロを往復してしまうのです。

 

リセット癖の根本原因は自信のなさ。

 

先ほど紹介した3ステップを実践し、

現状を今から変えていきましょう。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。