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完璧主義の原因は幼少期にある!親の影響も大!

[最終更新日]2023/05/24

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「完璧主義」

 

仕事でもプライベートでも、

完璧主義に悩まされている声は多いです。

 

「過度に高い基準を設定し自分に厳しく他人からの評価を気にすること」

 

これが完璧主義の辞書的な意味ですが、

完璧主義を続けるほど自分を追い込んでしまいます。

 

5000名以上のお客様と関わって来ましたが、

完璧主義に関する相談はよく寄せられます。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

完璧主義の原因を詳しく解説していきます。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

完璧主義の原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさであると解説しています。

 

自分の意見が言えないのも…

周りの評価を気にしてしまうのも…

失敗を怖がってしまうのも…

 

日常のあらゆる悩みの原因は、

自分に自信が持てないからです。

 

そして完璧主義に陥ってしまうのも、

自分の自信のなさが原因なのです。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自分に自信が持てていれば完璧主義に悩まされることはありません。

 

完璧主義とは、「完璧にしなきゃいけない」という状況。

 

「完璧にしなきゃ」と自分を追い込んでいるので、

ストレスを感じやすい状況を作ってしまうのです。

 

また私は、完璧主義の度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

完璧主義にどれだけ悩んでいるかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

幼少期に完璧主義の根本原因がある

そして自信のなさとは、

幼少期に形成されます。

 

私たちは誰もが生まれた時は、

自分らしく自由に振る舞えていました。

 

完璧主義に悩んでいる赤ちゃんなど、

どう考えてもいません。

 

ですが大人になるにつれて、

自信のなさに直面し完璧主義になってしまうのです。

そして自信のなさが形成されるのは、

自分の親との関係です。

 

人生の人間関係の出発点は親。

 

親との関係で形成された自信のなさが、

その後の人間関係に影響を与えてしまいます。

 

「きちっとやらないと怒られた」

「親も完璧主義だった」

「ちゃんとしなさいと言われ続けた」

 

たとえばこうした背景があれば、

自分も完璧主義になりやすいのです。

 

完璧主義になってしまった根本は、

幼少期の親との関係にあるのです。

 

完璧主義な人の心理的特徴

 

次に完璧主義な人の心理背景を解説します。

完璧主義の傾向のある人には、

特徴的な傾向があります。

 

どれか1つに当てはまることもあれば、

複数に該当することもあります。

 

周りの目を気にしている

「過度に高い基準を設定し自分に厳しく他人からの評価を気にすること」

 

先ほど紹介した通り、

完璧主義という言葉の中に、他人からの評価を気にすることとあります。

 

つまり完璧主義の傾向がある人は、

周りの目や評価を気にしています。

 

周りを気にして完璧にしなきゃと思い込み、

自分を追い込んで苦しんでいるのです。

 

どれだけ完璧に取り組もうとしても、

周りを気にする気持ちは変わりません。

 

どれだけ周りを気にして行動しても、

周りが何を考えているかはわかりません。

 

正解のない問題を解いている様なもので、

次第に疲れ果ててしまうのです。

 

失敗するのを怖がっている

「上手くいかなかったら…」

「間違えたら…」

「失望したら…」

 

この様に失敗を恐れる気持ちが浮かぶと、

完璧主義の傾向が強くなります。

 

失敗を恐れるあまり、

必要以上に完璧さを求めてしまうのです。

 

何度もチェックをしたり、

少しでも想定外のことが起こると心が乱されたり…

 

失敗を恐れる気持ちが背景にあるので、

気を張りすぎて疲れてしまうのです。

 

完璧主義をやめたい

「完璧主義をやめたい」

こうした声を聞くことは多いです。

 

そして1つ確かなことは、

誰でも完璧主義はやめられます。

 

先ほどもお伝えした様に、

生まれた時から完璧主義だった人はいません。

 

成長する中で身についてしまっただけで、

生まれながらの特性ではないのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

正しい行動を繰り返す中で、

完璧主義を克服できる様になります。

 

完璧主義を克服するには?

5000名以上のお客様と関わってきましたが、

完璧主義を克服する上でも自信のなさと向き合うのが大切です。

 

「完璧にやらなきゃ」という様に、

「しなきゃいけない」意識を持ち続けると、

疲れをため込んでしまいます。

 

仕事でもプライベートでも、

自分が望まない方向に進んでしまうのです。

 

完璧主義を克服する方法については、

こちらの記事で詳しく特集しています。

 

実際に完璧主義を克服したお客様の声も、

エピソードを交えて紹介しているので、

合わせて読んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。