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一人の時間が欲しいと言われた!心理背景や接し方を解説

[最終更新日]2024/10/22

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事、友達、恋愛、夫婦関係など、

「一人の時間が欲しい」と言われることはあるでしょう。

 

「何か悪いことでもしたかな?」と疑問を抱いたり、

相手にどう思われているか気になるかもしれません。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

一人の時間が欲しいと言われた心理背景を解説します。

 

一人の時間が欲しいと言われた心理背景

 

一人の時間が欲しいと言われたのは、

3つの心理背景が影響しています。

 

どれか1つに該当することもあれば、

複数に当てはまることもあります。

 

今は関わりたくない

今は関わりたくなかったり、

距離を取りたいと考えており、

一人の時間が欲しいと言う人がいます。

 

関係がギクシャクしていたり、

喧嘩や言い争いをしていたりと、

関わりたくない状況が生まれています。

 

自分自身も頭を冷やしたり、

これ以上事態が悪化しない様にしていると言えます。

 

自分を演じている

無理して良い子を演じていたり、

仮面をかぶっている人ほど、

一人の時間を欲しています。

 

常に自分を偽っている状態なので、

どこかで疲れ果ててしまうのです。

 

一時的に演じることはできても、

いずれ限界が訪れてしまいます。

 

肉体的・精神的に疲れている

仕事やプライベートで疲れており、

一人の時間を作りたいと思う人はいます。

 

肉体的な疲れはもちろんですが、

精神的な疲れも影響しているのです。

 

「気疲れ」という言葉がありますが、

気持ち的に疲れてしまうこともあるのです。

 

一人が好き

純粋に一人の時間が好きな人もいます。

 

一人で過ごすのが悪いわけでもなければ、

相手のことが嫌いなわけでもありません。

 

一人の時間に心地よさを感じているのです。

 

たとえば付き合ったり結婚すれば、

一緒にいる時間が長くなるでしょう。

 

ただし常に一緒だとストレスを感じるので、

一人の時間を作りたいと考えている人もいるのです。

 

一人の時間が欲しいと言われたらどうすればいいのか?

一人の時間が欲しいと言われたのに、

それを拒否するのは一番やってはいけません。

 

相手の意思を尊重することが、何より大事なのです。

 

とはいえ一人の時間を作っても、

相手の悩みが解決しないことはよくあります。

 

一時的なガス抜きや現実逃避になっており、

根本的な解決につながらないのです。

 

私はよく、すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

一人の時間が欲しいと思うのも、

その人の自信のなさが背景にあるかもしれないのです。

 

相手を変えることはできない

ただし相手を変えることはできません。

 

これは仕事でも人間関係でも言えますが、

相手の行動を自分がコントロールすることはできないのです。

 

ですが自分が変わることは、

自分次第で今からできます。

 

自分が変われば自分の振る舞いも変わるので、

結果的に相手に変化が生まれることもあります。

 

より良い人間関係を築く方法

より良い人間関係を築く方法は2つ。

 

自分の気持ちを声に出すことと、

「どうしたいのか?」と問いかけることです。

 

自分で自分の気持ちを声に出すことは、

より良い関係を築く上で不可欠です。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大する習性があります。

 

相手にどう思われるか気になったり、

日頃のストレスを溜め込んでしまうのも、

頭の中で考えている時なのです。

 

独り言をブツブツとつぶやくほど、

次第に気持ちが落ち着きますし、

相手とも良いコミュニケーションがとれる様になります。

また「どうしたいのか?」と問いかけるのは、

人間関係の構築で非常に大事です。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に問いかけていないと、

人間関係の悩みが発生しやすくなります。

 

「した方がいい」

「するべき」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

「してもらう」

 

たとえばこれらは自分を主語にしておらず、

自分以外の誰かのことを先に考えています。

 

相手の気持ちはどれだけ考えてもわかりませんし、

正解がわからない問題を解いている様に、

いつまでも悩み続けてしまうのです。

 

自分を主語にして問いかけるのは、

幸せな関係を築くことにもつながります。

ここまでお伝えした2つの方法を意識することで、

一人の時間が欲しいと言われしまう状況は改善へと向かいます。

 

私は無料メール講座や著書を通して、

人間関係の悩みを解決する方法をお伝えしているので、

こちらも合わせてチェックしてみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。