16May
［最終更新日］2023/05/24
こんにちは、伊庭和高です。
仕事でもプライベートでも、
雰囲気に呑まれてしまうという相談は、
私の元によく寄せられます。
平常心を保てなくなってしまったり、
緊張やネガティブ思考が増大したり、
雰囲気に呑まれて良いことはありません。
普段は問題ないのに大事な場面になると、
雰囲気に呑まれてしまう人もいます。
雰囲気に呑まれても、
良いことがないのは確かです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
雰囲気に飲まれない方法を解説します。
目次
雰囲気に呑まれない方法
雰囲気に呑まれないためには、
次の２つの方法を実践する必要があります。
仕事でもプライベートでも、
何度も繰り返し実践することで、
自分らしく堂々と振る舞える様になります。
自分で自分の気持ちを声に出す
まず最初の方法が、
自分で自分の気持ちを声に出すこと。
雰囲気に呑まれがちな人ほど、
自分の気持ちを声に出していません。
普段から声に出さず、
頭の中で考えがちなのです。
私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が強まる習性があります。
つまり頭の中で考えているほど、
ますます雰囲気に呑まれるのです。
普段から頭の中で考えていることを、
ブツブツと声に出す意識を持ってください。
実況中継のイメージで声に出す中で、
雰囲気に呑まれない力が身に付きます。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
ぬいぐるみを意識して使うことで、
自分の気持ちを声に出しやすくなります。
「どうしたいのか？」と問いかける
そして自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか？」と問いかけます。
「どうしたいのか？」の主語は自分自身。
雰囲気に呑まれがちな人ほど、
自分を主語に問いかけられていません。
「どうしたいのか？」ではなく、
「どうしたらいいのか？」と考えています。
結果的にネガティブな気持ちが増大し、
ますます雰囲気に呑まれてしまうのです。
「どうしたいのか？」という問いかけは、
雰囲気に呑まれないために不可欠です。
雰囲気に呑まれそうになった時には、
「どうしたいのか？」と問いかけましょう。
なぜ雰囲気に呑まれてしまうのか？
そもそも雰囲気に呑まれてしまうのは、
２つの心理背景があります。
どちらか１つに該当することもあれば、
両方に当てはまることもあります。
周りの目が気になる
「変な風に思われていないかな…」
「周りの評価が気になるな…」
この様に周りの目が気になるほど、
雰囲気に呑まれてしまいます。
自分の気持ちよりも先に、
周りの反応を気にしてしまうのです。
「どうしたいのか？」ではなく、
周りにどう思われるかが基準になってしまいます。
周りが何を考えているかは、
どれだけ想像してもわかりません。
正解のわからない問題を解いている感覚で、
雰囲気に呑まれやすくなるのです。
失敗を恐れている
「間違えたらどうしよう…」
「ミスをしない様に…」
この様に失敗を恐れるほど、
雰囲気に呑まれてしまいます。
本来の自分を出せず萎縮してしまったり、
失敗を恐れて行動に移せない時もあります。
実際に行動へ移さなければ、
確かに失敗はしないでしょうが、
同時に成功もしないのです。
その意味で失敗を恐れ続けるのが、
実は最大の失敗だと言えます。
雰囲気に呑まれる原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
雰囲気に呑まれてしまうのも、
自信のなさが根本的な原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自信があれば雰囲気に呑まれません。
周りの目が気になったり、
失敗を恐れるのではなく、
堂々と振る舞える様になるのです。
雰囲気に呑まれてしまうかどうかは、
自信の有無がポイントだと言えます。
雰囲気に呑まれてしまうとどうなるか？
雰囲気に呑まれてしまっても、
良いことはありません。
本来の自分が出せず、
望んだ成果が得られないかもしれません。
言葉が出てこなくなったり、
我慢してしまう場面も増えるでしょう。
また雰囲気に呑まれる言動を見て、
周囲からの信頼を失ってしまうこともあります。
そして環境や付き合う相手を変えても、
雰囲気に呑まれる状況は繰り返されます。
自分自身が変わらなければ、
悩みは何度でも発生するのです。
まとめ
雰囲気に呑まれる状況は、
誰でも今から変えられます。
自信のなさと向き合いながら、
冒頭で紹介した２つの方法を実践し、
雰囲気に呑まれない自分に変わりましょう。
今より幸せな未来が待っているのは、
確信を持って言えます。
「自信のなさとは何なのか？」
「どうすれば自信が持てる様になるのか？」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
このコラムの執筆者
伊庭 和高（いば かずたか）
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった５秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』（2023年9月19日号）にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。
