21Apr
[最終更新日]2023/05/24
「話そうとすると緊張してしまう」
「仕事の話を気軽にできずため込んでしまう」
「相手の会話に合わせてばかりになってしまう」
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こんにちは、伊庭和高です。
冒頭で紹介した言葉をひと言でまとめるなら、
「人と気軽に話ができない」と言えます。
仕事でも、恋愛でも、友達関係でも、
人間関係が存在するあらゆる場面で、
人目を気にしてしまうのです。
周りにどう思われるかを気にするほど、
気軽に話ができなくなってしまいます。
周りに合わせてしまうことが増えれば、
自分の話をすることも減ってしまいます。
いざ自分の話をしようとすると緊張し、
上手く言葉が出てこないこともあるのです。
「こんな話に興味ないだろうな…」
「上手く伝えられなかったらどうしよう…」
「話が続かなかったらどうしよう…」
「自分の話をするのに抵抗があるな…」
頭の中で自信のなさが生まれ、
自分から話を始めることができなくなるのです。
自分から発言する場面では、
なかなか言葉が浮かばなくなり、
緊張も合わさり動揺してしまうこともあります。
「仕事のミーティングで意見が言えない」
「集団の場では緊張して黙ってしまう」
こうした相談を受けることもありますが、
これも周りの目を気にしているからです。
「何で意見が言えなかったのか…」
「どうして緊張してしまうのか…」
終わった後に憂鬱な気持ちになり落ち込むこともあるでしょう。
人と気軽に話せずに過ごしていると、
気持ちが沈みがちになってしまうのです。
過去の私も人と話す時は緊張し、
なかなか自分から話を切り出すことができませんでした。
自分から人と関わるのを避けたり、
必要最小限の関わりだけを持つ様にもしたのですが、
悩みが解決したわけではありません。
人目を気にして話ができない悩みは、
環境や場面や付き合う相手を変えて繰り返されます。
たとえ人と関わるのを避けていても、
人と関わる場面は必ずやってきます。
その度に自信のなさに直面し、
憂鬱な気持ちを抱き続けていました。
「人目を気にするのをやめたい!」
「気軽に緊張せず話ができる様になりたい!」
過去の私と同様に、
こうした気持ちを伝えてくださる方も多いです。
ちょうど先日の個別相談に訪れた方も、
まさにこの様な言葉を伝えてくださりました。
人目を気にしている時ほど、
頭の中でネガティブな気持ちを抱いています。
まずは自分の気持ちを声に出すことで、
ネガティブ思考をストップさせていくことが大切です。
「今は人目を気にしているな」
「相手に話しかけてどう思われるかを考えているな」
「緊張してなかなか話せない状態だ」
まずは自分の気持ちを声に出すことで、
気持ちを落ち着けることができ、
自分が取りたい行動を取れる様になります。
自分の気持ちを声に出すことが、
人と気軽に話せない現状を抜け出す鍵です。
何年も、何十年も悩みを抱いていたとしても、
自信のなさと向き合うことで、
今から現状は変えられます。
過去のお客様を見てきた中でも、
確信を持って言えることです。
もちろん置かれた現状は個々に異なるので、
まずは個別相談で現状を伝えていただけたらと思いますが、
現状を変えることは誰でもできます。
人と気軽に話ができない悩みについても、
自信のなさと向き合いながら抜け出していきましょう。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。