8Apr
[最終更新日]2022/05/20
こんにちは、伊庭和高です。
今回のテーマは人間関係。
「人付き合いが面倒!」
「でも寂しさを感じる…」
こうした声を聞くことは多いですし、
過去の私も抱いていた感情です。
積極的に人と関わりたくはないものの、
寂しさを裏腹に感じてしまう理由が、
自分でもわからなくなってしまうことがあります。
ですがこれには、ちゃんと理由があります。
今回はぬいぐるみ心理学の視点で、
心理背景を解説していきます。
寂しさを感じている状態とは、
心が満たされていない状態とも言えます。
友達、恋愛、職場、親子…
様々な人間関係の中で、
満たされない気持ちがあることで、
寂しさを感じてしまうのです。
人付き合いが面倒に感じながらも、
同時に人付き合いで満たされない気持ちがある状態です。
「なぜ人付き合いで満たされないのか?」
大きく2つの理由があります。
素の自分を出せていない
まず最初の理由が、
素の自分を出せていないこと。
自分の気持ちを抑えたり、
言いたいことを我慢していると、
人間関係で素の自分は出せません。
自分を抑えて関わっているので、
心満たされず寂しさが生まれやすくなるのです。
次第に本当の自分がわからなくなり、
漠然と満たされない気持ちが生まれてしまいます。
周りにどう思われるかを気にしている
そして2つ目の理由が、
周りにどう思われるかを気にしていること。
「嫌われたらどうしよう…」
「怒られたらどうしよう…」
「否定されたらどうしよう…」
この様に周りの目を気にしていると、
人付き合いで疲れを感じる様になります。
気を遣う場面も増えますし、
人付き合いが面倒に感じてしまいます。
適度な距離を取って関わるので、
人間関係のストレスを抱き続けてしまいます。
悩みの原因は自信のなさ
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。
人付き合いが面倒だと感じているのに、
同時に寂しさを抱いてしまうのも、
自分の自信のなさが根本原因です。
素の自分を出せていなかったり、
周りにどう思われるかを気にするのも、
自信が持てていないからだと言えます。
自信のなさから人間関係が面倒に感じ、
同時に寂しさも生まれ苦しんでしまうのです。
また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。
12個の質問(二択)に答えるだけで、
自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。
こちらも合わせてやってみてください。
ストレスなく人間関係を築くために
人付き合いが面倒だと感じている状態から、
人付き合いが好きになる必要はありません。
自分が望む人間関係が築ける様になるのが一番です。
ですが寂しさを感じている状態とは、
人間関係でもストレスを抱いている状態と言えます。
自分の気持ちを抑えたり、
周りの目を気にしたりと、
次第に疲れを溜め込み人付き合いを遠ざけている状態です。
関わりたい時は関わり、
そうでない時は拘らないと、
自分らしく人付き合いができるのが理想です。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば現状を変えられるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。