8May
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
今日はぬいぐるみ心理学でも多く相談が寄せられるテーマを扱います。
他力本願な人との付き合い方
「お母さん、どうして起こしてくれなかったの?」
「会社はちっとも変わってくれない」
この様に、誰かのせいにする言葉を浴びせられたこと。
一度や二度はあるのではないでしょうか?
聞いているだけでイライラしたり、
ネガティブな感情を抱いたことがあるかもしれません。
他力本願な人との関係を遠ざけたい。
でもその日の状況によって他力本願になる様な場合、
どうしても付き合っていかなければならないかもしれません。
夫婦関係や職場の人間関係、親子関係など、
他力本願な人との付き合い方については、
多くの相談を受けて来ました。
ぬいぐるみ心理学を通して、
「たったひと言伝えるだけで」
一瞬で他力本願な状況が改善される質問があることに気づきました。
その質問とは、
「あなたはどうしたいの?」です。
この問いかけ。
主語を「自分自身」にします。
「あなたは」どうしたいの?
誰かに責任を押し付けたりするのではなく、
自分自身の意志を問いただしているのです。
この質問をされると、
否が応でも自分自身と向き合うことになります。
どんなにつたない言葉であっても、
「自分はこうしたい」という言葉が出て来るはずです。
「あなたはどうしたいの?」
この質問だけで状況は好転します。
ただし注意点があります。
この質問をするということは、
まずあなた自身が他力本願でないことが条件です。
「そういうお前はどうなんだ!?」
この様に反論されて言葉に詰まってしまっては、
まったく意味をなさなくなります。
まずは自分が他力本願な状況から卒業し、
「どうしたいのか?」を問いかけて下さいね。
本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。