menu

【お客様の声】変わらない毎日を自分で選んでいました

[最終更新日]2023/04/26

こんにちは、伊庭和高です。

 

よく私はお客様に、

「あなたが抱いている悩みは、他の人も抱いている」とお伝えします。

 

そのためお客様から質問があると、

「実はこのケースは他の皆さんにも通じる部分があります」と補足説明をします。

 

お客様の声も、自分と境遇こそ違えど、

部分的に「私も同じだ」と感じることがあるのも、そのためです。

 

さて、今回は東京都在住の内山さん(仮名)の声を紹介します。

 

周りへ気を使って自分を抑える毎日

内山さんは30代中盤の女性。

会社勤めをしながら、週末は趣味のカフェめぐりや読書を楽しむ日々。

 

ですが、職場では周囲の反応を気にしてしまい、

周りから評価される自分を演じてしまうことが多かったのです。

 

周りには「頑張っている姿」こそ伝わっているものの、

「本心がわからない」と言われたこともあるそう。

 

上司へ報告する時や後輩へ指導する時も、

「どうすれば相手を傷つけないか」と考え込み、

結果的に声が小さくなったり、何を言いたいのかわからなくなることも…

 

とりわけ、強めの口調で話しかける同僚に対しては、

どうしても一歩引いて自分を抑えて関わる傾向があった様です。

また、恋愛においても相手の反応を伺ってしまうため、

つい気を使ってしまうことが習慣になっていました。

 

聞きたいことが聞けなかったり・・・

言いたいことが言えなかったり・・・

 

最初は何とかやっていけるものの、

付き合って3ヶ月もすると疲れがドッと出てしまい、

結果として別れることを繰り返していました。

 

現在は独身で彼氏こそ欲しいと思っているものの、

「また気を使ってしまうのか…」と二の足を踏んでしまう自分もいる。

そんな状況でした。

 

変わらない毎日を自分で選んでいました

そんな内山さんが私のもとを訪れた時、

最初は緊張されていました。

 

「ブログを読んで来たけど、どんな人が現れるかわからなかった」

 

緊張と不安が入り交じる中、

それでも彼女は私のもとに足を運んで下さりました。

 

そして話し始める中で、

胸の内を正直に伝えて下さりました。

=====ここから=====

伊庭さんとお話する中で、

そして伊庭さんのブログを読む中で、

気づいたことがあるんです。

 

私は、何かを言い訳にして、

「変わらない毎日を自分で選んでいました」

 

働き始めてから・・・

もっと言えば子供時代から、

どこか周りを気にして自分を抑えて、

評価される様な自分を演じて頑張って来ました。

 

その時々でしんどかったですし、

体調を崩したこともありました。

 

でも、自信を持って自分をさらけ出したら、

周りからどんな目で見られるのかが気になり、

自分の課題から目を背け続けて来ました。

 

「自分へのご褒美」でお金を使ったり、

あるいは本を読んで知識を得たりしたけど、

根本的な課題は何も解決していなかくて、

ただ解決を先延ばしにしていた。

 

そのことに、気づきました。

 

「できない」「難しい」なんて言葉をつぶやきながら、

結局は私自身が「今と変わらない毎日」を選んでいました。

自分が変わったらどんな未来が待っているのか。

想像できない不安はあるけれど、

確実に今より良い未来が待っていることは、

伊庭さんとお話する中でわかりました。

 

勇気を持って、一歩前に踏み出したいです。

=====ここまで=====

 

「変わらない毎日」から「本当に望む未来」へ

それから内山さんは、

私がお伝えする内容を素直に実践されました。

 

自信がない自分から卒業し、

いつでも自信を生み出せる様になる方法は、非常にシンプル。

 

あとはその方法を「知っている」だけでなく、

実際に行動に移すことが大切です。

 

毎日の様にメールで実践報告を伝えてくださり、

そして私も毎日の様に返信しアドバイスを伝えながら、

正しい方法で実践し続けました。

 

また、自信を自分で生み出せる様になるために、

重要な課題も宿題として出しました。

 

その結果、まずは実践して3週間程が経過した時に、

彼女の中でも確かな変化を抱きました。

・行きたくない飲み会を断れた

・自分の意見を上司に素直に言えた

・同僚から「何か最近良い感じに変わったね」と言われた

 

少しずつ仕事面でも変化が生まれ始めたのです。

 

その後も実践を続けること3ヶ月。

着実に彼女の中には変化が生まれていました。

 

何より彼女自身が「すごく肩の力が抜けた」と語っており、

人と関わる時に頑張って自分を演じることが激減したとのこと。

 

また恋愛についても、

以前は男性と関わる時は自分を抑えていたものの、

今では最初から、まず自分らしく振る舞うことが意識できる様になったとのことです。

 

素の自分を出すからこそ、

相手もそんな内山さんに好意を抱きやすくなる。

 

まだ結婚まではいってないものの、

今までよりも自分を出せる男性と付き合い始めたとのことです。

「変わらない毎日」を選択していた自分から卒業し、

「本当に望む未来」を選択することができた。

 

想いを持って一歩前に踏み出すと決めれば、

そして素直に行動し続ければ、

自分が本当に望む変化は起こり始めます。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。