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自分で自分を慰める3つの方法【注意点も解説!】

[最終更新日]2022/05/20

こんにちは、伊庭和高です。

 

仕事が上手くいかなかった時…

怒られたり責められたりした時…

頑張ってるのに認められない時…

 

自分を慰めたくなる瞬間は、

誰しも1度はあると思います。

 

自分を慰める方法について、

今回はぬいぐるみ心理学の視点から解説します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

自分を慰める方法は存在する

「自分を慰めることができない」

「自分を慰める方法が知りたい」

こうした声を聞くことは多いです。

 

自分を慰める方法は存在しますし、

逆に放置しているとマイナスな気持ちが深まります。

 

自分を慰める上での注意点

ですが自分を慰める上で、

間違った方法も存在します。

 

間違った方法を使い続ける限り、

一向に効果を実感できないばかりか、

むしろ現状を悪化させてしまうこともあるのです。

 

頭の中で慰めない

「頭の中で自分を慰める言葉をかけている」

 

こうした声が多いのですが、

実はこれは間違った方法です。

 

私の著書『ストレスフリー人間関係』の第4章でも解説していますが、

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブに物事を考えてしまう習性があります。

 

たとえ自分を慰める言葉をかけていても、

頭の中で完結させていれば次第にネガティブ思考になってしまいます。

 

自分を慰めているはずなのに、

気づけば自分にダメ出しをしたり、

できない所に意識が向いてしまうのです。

 

誰かに吐き出さない

自分を慰める方法の1つとして、

誰かにモヤモヤを吐き出す人もいます。

 

確かに誰かに気持ちを吐き出せば、

自分はスッキリするでしょう。

 

ですが聞かされる相手に対して、

自分のネガティブな気持ちが飛んでしまうのです。

 

相手は聞いているうちに疲れてしまいます。

 

「早く終わらないかな」

「聞かされているのもキツいな」

その瞬間はスッキリしても、

相手との関係が悪化してしまうかもしれません。

 

慰めて終わらない

自分を慰めて終わってしまうのも、

実は間違った方法です。

 

自分を慰めるのは大切ですが、

慰めて終わっても現状は良い方向に進みません。

 

慰める原因となった事柄には、

向き合うことができていないのです。

 

マイナスからゼロに戻っただけで、

プラスの方向に進めていないのです。

 

自分を慰め一時的にスッキリしても、

再びマイナスに落ちてしまうので、

マイナスとゼロの往復をしてしまうのです。

 

自分を慰める3つの方法

ここまで間違った方法を紹介しましたが、

ここからは正しい方法を紹介します。

 

3つの方法を紹介しますが、

どれか1つを実践するのではなく、

3つすべてを実践することが大事です。

 

紹介している順番通りに実践することで、

効果を実感できる様になります。

 

自分で自分の気持ちを声に出す

先ほどお伝えした様に、

頭の中で考え続けるだけでは、

ネガティブ思考が増大してしまいます。

 

頭の中で考え続けるのではなく、

自分の気持ちを声に出すこと。

実際に声に出すことが正しい方法です。

 

ここでのポイントは、

自分で自分の気持ちを声に出すこと。

 

誰かに吐き出すのではなく、

自分自身で慰める気持ちを声に出してください。

 

これで誰かを巻き添えにすることがなくなります。

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

ぬいぐるみの好き嫌いにかかわらず、

意識して関わることで自分を慰めることができます。

 

「どうしたかったのか?」と問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたかったのか?」と問いかけてください。

 

自分を慰めているということは、

慰める背景が存在するわけです。

 

過去を変えることはできませんが、

その時に生じた後悔の気持ちを手放すことはできます。

 

「どうしたかったのか?」と問いかけることで、

過去から引きずっている感情を手放すことができます。

 

逆に言えばこの問いかけをしなければ、

いつまでも過去を引きずってしまうのです。

 

「これからどうしたいのか?」と問いかける

過去を振り返った後は、

未来に意識を向けます。

 

「どうしたかったのか?」と問いかけた後に、

「これからどうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

自分を主語にして問いかけることで、

自分が望む行動を選択できる様になります。

 

未来に意識を向けなければ、

プラスの方には進みません。

 

「どうしたいのか?」という問いかけが、

マイナスとゼロの往復を抜け出す鍵です。

 

自分を慰める根本原因に向き合う

 

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

自分を慰め続けてしまうならば、

その原因は自信のなさです。

 

自分を慰めることも大切ですが、

慰め続けていたら前に進めませんし、

自信が持てないので慰め続けてしまうのです。

 

もし自分に自信が持てる様になれば、

慰め続けることもなくなりますし、

自分が望む毎日を実現できる様になります。

 

自分を慰めてしまう状況を、

根本から変えることができるのです。

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

また私は、自分の自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらも合わせてやってみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。