menu

何を言われても気にしない方法【原因と克服方法を徹底解説!】

[最終更新日]2021/04/26

 

こんにちは、伊庭和高です。

 

「何を言われても気にしないでいたい」

 

私はぬいぐるみ心理学を伝えていますが、

この様な声を聞くことも多いです。

 

何を言われても気にしない様になりたいとは、

何かを言われて気にしてしまう悩みがあるとも言い換えられます。

 

・友達や同僚からかけられる言葉

・メディアやSNSの言葉

 

面識があるかどうかに関わらず、

人の言葉を気にすればするほど、

生きづらさを感じる様になります。

・何かを言われて気にする原因とは?

・何を言われても気にしない自分になるには?

 

原因と克服方法を解説していきます。

 

また私のお客様のエピソードから、

何を言われても気にしなくなるヒケツも公開します。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

人の言葉を気にしてしまう原因

 

実は私達は幼い子どもの頃、

誰もが人の言葉を気にせず生きていました。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと言う。

 

周りが何をどう言おうが関係なく、

自分の気持ちに素直に行動していました。

ですが年を重ねる中で次第に、

人の目を気にする様になったのです。

 

実際、心理学では小学校低学年頃から、

人の目を気にする様になると言われています。

 

もちろん今後も人の目を気にすることがありますが、

人の目を気にし続けていれば、

それだけで気疲れをため込んでしまいます。

 

すべての原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。

 

何かを言われて気にするのも、

実は自分の自信のなさが原因です。

想像してみてください。

 

もし自分に自信が持てていれば、

何かを言われても気にすることはありません。

 

人の目を気にして行動することもなく、

自分の気持ちに素直に振る舞えます。

 

ですが自分に自信が持てていないと、

必要以上に周囲の言動を気にしてしまうのです。

 

また私は自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

「嫌われる」という恐怖

では具体的に何を気にしてしまうのか?

 

1つは「嫌われるのではないか…」という怖れです。

 

「これを言ったら嫌われるのでは…」

「これを聞いたら嫌われるのでは…」

 

嫌われることを怖れていると、

自分の言動に制限をかけてしまいます。

 

相手の反応を気にしてしまい、

自分の気持ちを押さえて関わったり

無理に相手に合わせる様になるのです。

「否定されるのでは…」

「傷つけるのでは…」

「上手くいかないのでは…」

「怒られるのでは…」

 

嫌われることへの怖れと同様に、

こうした気持ちを抱いてしまう時も、

自分で自分の言動を制限してしまいます。

 

なお嫌われるのが怖い心理や克服法は、

別の記事でも特集しています。

 

 

「もしかして…」を考えてしまう不安

「もしかして〜になるのでは?」

 

まだ起こっていない未来を想像すると、

不安な気持ちが生じやすくなります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

私達人間は頭の中で考えを巡らすほど、

マイナス思考が強まると言われています。

 

私達は1日に約6万語を考えるのですが、

約90%はマイナスな言葉と言われてるのです。

 

「もしかして…」と思うほど不安になり、

気づけば自分の気持ちを押さえ込みます。

 

1つの関係への執着

特定の相手との関係に執着すると、

相手の言動を必要以上に気にしてしまいます。

 

友達、恋人、同僚、親、子供…

 

人によって対象となる相手は違いますが、

執着する程に相手の言動に一喜一憂してしまうのです。

執着とは「し過ぎる状態」と言い換えられます。

 

食べ過ぎ、飲み過ぎ、気を使い過ぎ…

 

何事でも「し過ぎる」と反動が返って来ます。

 

食べ過ぎればお腹を痛め、

飲み過ぎれば二日酔いになり、

気を使い過ぎれば気疲れがたまります。

 

1つの関係に執着するほどに、

相手の言動を気にし過ぎてしまうのです。

 

長い目で見て、良いことは1つもありません。

 

「自分がない!?」他者への依存

そして他者に依存した状態でも、

相手の言動を気にし過ぎてしまいます。

 

依存しているからこそ、

それなしでは心が不安になってしまうのです。

 

次第に自分がない状態が訪れ、

相手の反応に一喜一憂し過ぎ、

自分よりも先に相手の顔色を気にし始めます。

 

何を言われても気にしない方法

言われたことを気にする原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合うことで、

何を言われても気にしない自分に変わることはできます。

 

もちろん生きている限り、

周囲の言動を気にする場面は訪れます。

 

誰でも人の言葉は気になるものですし、

嫌われたくない気持ちも出て来ます。

 

ですが自分に自信が持てていれば、

人の目を気にして悩むこともなくなり、

嫌われる怖れを乗り越えることもできます。

 

何を言われても気にしなくなる方法について、

ここからは具体的にお伝えしていきます。

 

これからお伝えする3つの方法を繰り返すことで、

人から言われたことを気にしない自分に変われます。

 

自分の気持ちを声に出すこと

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

「それだけ?」と思われたかもしれませんが、

実はこれが重要なのです。

 

先ほどもお伝えした様に、

頭の中で考えれば考えるほど、

私達はマイナス思考に陥ってしまいます。

 

言われたことを気にしてしまう人は、

多くが頭の中で考えを巡らせています。

 

その結果、どんどんマイナス思考になり、

自分の行動に制限をかけてしまうのです。

人の目を気にして悩む人の多くが、

自分の気持ちを声に出していません。

 

頭で考えるのをやめる上でも、

自分の気持ちを声に出すことは大切です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することで、

人から言われたことを気にしなくなっていきます。

 

人の言動を気にした瞬間にすぐに気づく

そして次に大切なことは、

人の言動を気にした瞬間にすぐ気づくことです。

 

言われたことを気にしている人は、

多くが時間が経ってから気づきます。

 

「あの時、上司の言葉を気にしていたな〜」

 

「彼氏の返信が引っかかっていたな〜」

 

時間が経ってから気づくということは、

しばらくの間はショックを引きずっている状態です。

 

それだけ悩みを抱き続けることにもなり、

マイナス思考を抱く時間も長くなります。

大事なのは、モヤモヤした時にすぐ気づくこと。

 

気づくまでの時間を早められれば、

その分だけ悩みを引きずることもなくなります。

 

そして早く気づける様になる上でも、

自分の気持ちを声に出すことが大切です。

私達の脳は五感を多く使うほど、

物事を事実として認識しやすくなります。

 

声に出すと五感も多くを刺激でき、

その分だけ自分の考えを認識しやすくなります。

 

一方で頭で考えているだけでは、

五感を1つも使うことができないので、

何を考えているのかに脳は気づけないのです。

 

主語を自分に戻して問いかける

そして最後にお伝えする方法は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

自分を主語に戻して問いかければ、

周囲の言動を気にせず行動できる様になります。

何かを言われて気にしている時ほど、

自分よりも先に相手の反応を気にしています。

 

「相手はどう思うかな…」

「相手に嫌われたらどうしよう…」

 

相手を主語にして考えている時ほど、

自分を主語にした「どうしたいのか?」が抜け落ちているのです。

人目を気にしてしまった時ほど、

「どうしたいのか?」と自分に問いかけること。

 

自分を主語にして問いかけ行動できれば、

何を言われても気にせずにいられます。

 

「人の言葉を気にしなくなった」お客様の事例を紹介!

ここからはぬいぐるみ心理学のお客様で、

人の言葉を気にしなくなった事例を紹介します。

 

福岡県在住の小原さん(仮名)は、

人から言われたことを気にして悩んでいました。

 

そんな中で私をこのサイトで知り、

個別相談に申し込まれました。

=====ここから=====

 

上司や同僚から言われた指摘。

 

例えそれがささいなものでも、

1日中引きずってしまうことがありました。

 

「私が悪いことをしたのかな…」

「相手のことを考えられてなかったのかな…」

「不快な想いをさせてしまったのかな…」

 

相手のことを気にすればするほど、

頭の中がパンパンに。

 

帰宅したら頭が疲れている様な感覚で、

何もする気が起きずぐったりしてしまいます。

思えば私は人間関係全般で、

相手の言動を気にする傾向がありました。

 

友達の言葉を気にしたり、

恋人の言葉が気になったりと、

気づけば相手の言葉ばかり気にしていました。

 

ただただ疲れるばかりですし、

こうした現状を変えたいと思い、

伊庭さんのことを知りました。

「悩みの原因は自信のなさ」

 

伊庭さんの言葉を聞きながら、

自信のなさを私も痛感していました。

 

自分に自信がないからこそ、

相手の言動を気にし過ぎてしまう。

 

自分に自信が持てれば、

もっと自分を大切にできる様になる。

 

自分自身と向き合うことで、

現状を変えていける予感がしました。

 

=====ここまで=====

 

小原さんに起こった変化

私は小原さんのお話を聞きながら、

先ほど紹介した方法をお伝えしました。

 

また小原さん個別の状況を踏まえ、

専用で取り組む課題も作成しました。

 

自分自身と向き合う中で、

小原さんの日常に変化が生まれ始めました。

=====ここから=====

 

伊庭さんのおっしゃる様に、

私は起きてもいない未来のことばかり考えていました。

 

「もしかしたら…」

「ひょっとしたら…」

 

こうした言葉が頭を駆け巡り、

自分の気持ちをないがしろにしていました。

まずはどんな気持ちも声に出すこと。

 

これを日々意識するうちに、

不安な気持ちに支配されることはなくなりました。

 

周囲の言動を気にした時も、

今まで以上に早く気づける様になりました。

 

そして「どうしたいのか?」と問いかけると、

自分で自分の気持ちにも気づけました。

 

今までなら相手を気にしていた場面で、

自分の気持ちを伝えられる様になりました。

 

断りたい場面で断れたり、

堂々と意見も言える様になりました。

仕事でストレスを感じることも激減し、

心地良く働ける様になりました。

 

「最近変わったよね」と同僚からも言われ、

変化をとても実感しています。

 

わずか数ヶ月で一気に変わったことには、

私自身も非常に驚いていますが、

自分と向き合った成果だとも感じています。

 

=====ここまで=====

 

人の言葉に振り回されず自分らしく生きる

仕事でもプライベートでも、

自分らしい人生を送る上では、

人の言葉を気にしないことが前提です。

 

人の言葉に振り回されていては、

自分の気持ちをないがしろにしてしまいます。

 

何を言われても気にしない自分に変われば、

今まで以上に自分らしく過ごせる様になります。

 

そしてそのためには、

自信のなさと向き合うことが必要です。

自信のなさとは具体的に何なのか。

自信とはそもそも何なのか。

 

根本原因である自信のなさについて、

詳細は無料メール講座でも解説していますので、

合わせて学んでみて下さい。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。