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急に感情が爆発する人の心理背景【原因と解決策を公開】

[最終更新日]2020/11/09

 

 

こんにちは、伊庭和高です。

今日は急に感情が爆発してしまう人の心理背景を解説します。

 

自分が悩んでいるという場合も、

身近にこうした人がいるという場合も、

今回の内容が参考になればと思います。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

急に感情が爆発してしまう人の心理背景

 

 

「突然感情が爆発してしまい、

すべて言い終わってから後悔してしまう」

 

「職場に急に感情が爆発する人がいて、

どう関われば良いのか困っている」

 

ぬいぐるみ心理学で1100名以上のお客様と関わる中で、

こうした相談を受けることもありました。

 

急に感情が爆発するということは、

それまで自分の感情を抑え込んでいるため。

 

周りにどう思われるかを気にして、

自分の中で感情を抑え込んでいるのです。

 

ですが感情を抑え込んだとしても、

頭の中から完全に消し去ることはできません。

 

頭の中に蓄積され、

こらえ切れなくなった瞬間に爆発するのです。

 

もちろん爆発すればすっきりするのですが、

気づけば周りを批判したりしてしまうため、

結果的に人間関係がギクシャクしてしまうのです。

 

例えるならば便秘。

便秘をしているのは身体に悪いですが、

感情をためこんでいるのも頭の中が便秘状態になっているのです。

 

感情を爆発させて吐き出せばスッキリはしますが、

健康的な方法とは言えますんよね。

 

感情が爆発しなくなるための具体的な方法

 

 

ではどうすれば感情が爆発しなくなるのか。

そのためには「小出しにする」ことが大切です。

 

爆発するまでため込まずに、

感じたことはその都度声に出していくことです。

 

「いや、それができたら苦労はしない!」

という声が聞こえて来そうですが、

この様に思う方は大きな誤解をしています。

 

いきなり相手に伝える必要はありません。

まずは自分が何を感じているのか。

自分で声に出して見て下さい。

 

自分で声に出す前に相手に伝えれば、

自分で自分の気持ちがわからないまま伝えることになります。

 

自分の気持ちがわからないのに、

相手にわかってもらえることはあり得ません。

 

 

まずは自分で声に出しながら、

何を感じているのかに自分で気づくこと。

このステップが大切です。

 

声に出すことの大切さについては

私の無料講座でも解説していますが、

急に感情が爆発してしまう人の多くが、

正しい方法で声に出すことができていません。

 

感情を声に出しながら小出しにすること。

意識してみてくださいね。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。