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孤独じゃないのに孤独感に押しつぶされそうな原因とは?

[最終更新日]2024/02/27

こんにちは、伊庭和高です。

今回は孤独感について取り上げます。

 

仕事でもプライベートでも、

孤独感を抱くのは苦しいです。

 

物理的には一緒にいるのに、

心の中で孤独感に襲われることも、

意外と多いのです。

 

友達や同僚や恋人はいるのに、

なぜか孤独感を抱いてしまう…

 

年齢や性別を問わず、

よく寄せられる相談です。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

孤独感に襲われる原因と解決策をお伝えします。

 

孤独じゃないのに孤独感に押しつぶされる原因

 

物理的には孤独じゃないのに、

ふとした時に孤独感に襲われてしまうのはなぜか?

 

実は原因はシンプルです。

 

自分を偽っている

言いたいことを我慢したり、

相手に合わせて振る舞ったりと、

自分を偽ると孤独感に襲われます。

 

自分を偽っても、人間関係は築けます。

 

一緒にいることはできますし、

どこかに出かけることもできるでしょう。

 

本来の自分を出さずにいても、

恋人ができたり結婚できることもあるでしょう。

 

ですが自分を偽った状態なので、

心のどこかで孤独感に悩まされます。

 

「本来の自分が受け入れられていない…」

「どうせ偽りの自分だから…」

 

こうした気持ちが生まれるのです。

 

良い子を演じても孤独感に襲われる

相手に好かれたり評価を得ようと思って、

良い子を演じる人もいます。

 

過去の私も良い子を演じていたのですが、

このままでは孤独感に襲われ続けます。

 

良い子の自分を評価されるわけなので、

どこかで虚しい気持ちを抱きます。

 

良い子・悪い子とは、

相手の存在を前提としています。

 

相手のことを考えるほど、

自分の気持ちを犠牲にするので、

急に孤独感に襲われることがあります。

 

また良い子を演じるうちに、

自分の気持ちがわからなくなることもあるのです。

 

いつか離れていくかも…

「良い子を演じているから一緒にいられる…」

「偽りの自分もいずれバレる…」

「そうしたら一緒にいてくれないのでは…」

 

この様に相手が離れていくことを、

常に気にしてしまうのです。

 

実際に離れていくのも孤独になりますし、

一緒にいても最悪の事態を想定していれば、

どこかで孤独感にも襲われてしまいます。

 

孤独感に押しつぶされる根本原因

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

孤独感に押しつぶされそうになるのも、

自分の自信のなさが根本原因です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

自信があれば孤独感に悩まされません。

 

自信がないから自分を偽ったり、

良い子を演じてしまうのです。

 

結果として離れていくのを怖がり、

定期的に孤独感に悩まされるのです。

 

幼少期の記憶も影響している


私たちの自信のなさは、

幼少期の記憶も影響しています。

 

生まれた時から自信がない人はいません。

 

大人になる中で自信がなくなり、

孤独感に襲われる様になるのです。

 

また私たちは親との関係が、

すべての人間関係のスタートです。

 

親と関わる中で自信のなさが形成され、

大人になっても影響を与えるのです。

 

「親の前で気持ちを偽っていた」

「親が求める自分を演じていた」

「親も孤独感に悩まされていた」

 

たとえばこうした場合だと、

子供にも影響が出てしまいます。

 

悩みは形を変えて繰り返される

異動や転職や別れなど、

環境を変えることで現状を好転しようと思う人はいます。

 

確かに環境が変わることで、

気分もリセットできるでしょう。

 

ですが周りを変えても自分が変わらないと、

新たな環境でも同じ悩みに直面します。

 

自分を偽り良い子を演じてしまい、

誰かと一緒にいても孤独感に襲われるのです。

 

自信のなさと向き合いながら、

まずは自分が変わることで、

孤独感に悩まされる現状を変える必要があります。

 

孤独感を手放す2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

孤独感を手放す方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

孤独感に悩まされることがなくなります。

 

自分の気持ちを声に出す

最初の方法が「自分の気持ちを声に出すこと」

 

孤独感に襲われた時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず、頭の中で考える癖があります。

 

私たち人間の脳は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が強まる習性があります。

 

一説では1日に考える事柄の9割が、

ネガティブな内容とも言われてます。

 

ネガティブに考えるほど、

離れていくのが怖くなったり、

自分を偽ってしまいます。

 

相手にどう思われるかを気にしたり、

自分の気持ちを我慢してしまうのです。

 

独り言で構わないので、

まずは自分の気持ちを声に出すことが、

現状を変える第一歩です。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

意識してぬいぐるみに触れることは、

自分の気持ちを声に出す上でも効果的です。

 

「どうしたいのか?」と問いかける

そして声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

孤独感に悩まされる人ほど、

自分を主語にして問いかけられていません。

 

自分より先に相手のことを考えてしまうのです。

 

「した方がいい」

「するべきだ」

「しなきゃいけない」

「して欲しい」

「してあげる」

 

たとえばこれらは自分を主語にできておらず、

相手のことを先に考えている状態です。

 

相手のことを先に考えるほど、

自分の気持ちを我慢したり、

無理して相手に合わせてしまいます。

 

自分を偽ったり良い子を演じることで、

物理的に一緒にいることはできたとしても、

心の中には孤独感が残り続けます。

 

「どうしたいのか?」という問いかけは、

孤独感を手放すために不可欠です。

孤独感に悩まされたままでは、

幸せな未来は待っていません。

 

仕事、恋愛、友達関係など、

どこかで必ず問題が発生します。

 

自分を偽ることで疲れてしまったり、

相手と信頼関係を築けなかったりと、

良いことはないのです。

 

孤独感に押しつぶされる根本原因は自信のなさ。

 

自信のなさと向き合い、

2つの方法を実践することで、

今から現状は変えられます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば現状を変えられるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。