22Feb
[最終更新日]2021/03/05
こんにちは、伊庭和高です。
今回は「申し訳なさ」を取り上げます。
最近よく相談を受けるテーマの1つに、
「申し訳なさを感じてしまう」ということがあります。
「自分の気持ちを伝えるのは申し訳ない…」
「こんなにしてくれたのに申し訳ない…」
「申し訳なさでいっぱいだ…」
職場の同僚や友達や恋人、
親やご近所さん等さまざまな相手に、
関わる中で申し訳なさを感じてしまうのです。
今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
申し訳なさが募る原因や心理、
そして改善方法をお伝えします。
申し訳なさが募る原因
もちろん申し訳なさを感じるのは悪いことではありません。
私たち人間には1000種類以上の感情が存在すると言われており、
どんな感情も良い悪いはありません。
申し訳なさを感じることは、
決して悪いことではないのです。
ですが申し訳なさを定期的に感じたり、
申し訳なさが募ることで悩んでいるならば、
今すぐに改善することが必要です。
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
申し訳なさに悩んでいるのであれば、
その原因も自分の自信のなさです。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自分に自信が持てていれば、
必要以上に申し訳なさを感じることはありません。
周りの目を気にすると申し訳なさが募る
具体的にどんな自信のなさがあるのかを、
ここからは解説していきます。
たとえば相手にどう思われるかを気にしていると、
申し訳なさを感じることが増えます。
申し訳なさを感じるということは、
申し訳なさを感じる相手がいるわけです。
「これを言ったらどう思われるのか…」
「嫌われたらどうしよう…」
「自分から離れていったらどうしよう…」
自分よりも相手ありきで考えてしまうと、
申し訳なさを感じやすくなるのです。
ですが申し訳なさを感じるほど、
自分の気持ちを押さえ込む様になります。
言いたいことが言えなかったり、
相手の意見を尊重しすぎたりと、
人間関係がギクシャクしてしまいます。
自分の自信のなさは相手に伝わります。
「本心がわからないな…」
「気を使いすぎているのでは…」
「自分の意見を言ってくれないな…」
申し訳なさを相手に示し過ぎていると、
相手も不信感を募らせてしまうのです。
似た様な言葉に罪悪感がありますが、
申し訳なさを募らせるほど罪悪感も抱きやすくなります。
必要以上の申し訳なさを手放す
申し訳なさを定期的に感じるならば、
自信のなさと向き合い現状を変えていく必要があります。
先ほどもお伝えした様に、
必要以上の申し訳なさは人間関係を悪化させます。
自分の気持ちを押さえ込むことにもなり、
相手に自分の気持ちも伝わらないので、
長い目で見て何も良いことがありません。
先日お話したお客様も、
仕事や恋愛で申し訳なさを募らせ、
自分らしい人生が送れず悩んでいました。
「このままでは相手の信頼も失ってしまう」
「何より自分の人生が幸せなものにならない」
自信のなさと向き合いながら、
今から現状を変えるために行動を始められました。
申し訳なさを感じるのを改善する方法
ここからはぬいぐるみ心理学で、
申し訳なさを感じる状況の治し方を解説します。
2つの方法を順番に実践することで、
申し訳なさを募らせずに過ごせる様になります。
自分で自分の気持ちを声に出す
まず最初にお伝えする方法が、
自分の気持ちを声に出すこと。
申し訳なさを募らせる多くの人が、
自分の気持ちを声に出せていません。
自分の気持ちを声に出さず、
頭の中にとどめてしまうのです。
私たち人間は頭の中で考えるほど、
ネガティブ思考が増加する習性があります。
頭の中で考えるほど、
申し訳なさを勝手に募らせ、
自分の気持ちを押し込める様になります。
どんな気持ちもまずは声に出すこと。
申し訳なさを募らせるのをやめる上で、
まずは声に出すことが大切です。
ちなみに自分の気持ちを声に出す上で、
ぬいぐるみを活用するのが効果的です。
詳細は無料メール講座で解説しますが、
ぬいぐるみと意識して関わることは、
申し訳なさが募る状況を改善する上で効果を発揮します。
「どうしたいのか?」と問いかける
自分の気持ちを声に出した後は、
「どうしたいのか?」と問いかけてください。
「どうしたいのか?」の主語は自分自身。
申し訳なさを募らせている人は、
自分を主語にして問いかけられていません。
先ほどもお伝えした様に、
周りの目を気にして申し訳なさを感じています。
周りの目を気にしてしまえば、
自分を主語にして問いかけられず、
自分より先に周りのことを気にしてしまいます。
だからこそ、自分を主語にして問いかけること。
「どうしたいのか?」と自分に問いかけることが大切です。
自分を主語にして問いかければ、
申し訳なさを募らせることもなくなります。
自分の気持ちに素直に行動できる様になるので、
人間関係の悩みも手放せる様になります。
申し訳なさを改善することで、
悩みも解決し理想の毎日を実現できます。
人間関係も良好になり、
気を使いすぎて疲れることもなく、
自分らしく毎日を過ごせる様になります。
そして申し訳なさを感じ続けているならば、
その背景には自分の自信のなさがあります。
自信のなさと向き合いながら、
申し訳なさを感じ続ける状況を抜け出すことで、
確実に現状が変わり始めます。
「自信のなさとは何なのか?」
「どうすれば自信が持てるのか?」
詳細は無料メール講座でも解説しているので、
合わせて学んでみてください。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。