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寂しいけど人と関わりたくない心理【自信のなさが原因です】

[最終更新日]2022/04/04

こんにちは、伊庭和高です。

 

・上司や部下との関わり

・恋愛や夫婦関係

・子育てや親との関係

 

人間関係の悩みは私のもとに数多く届いています。

 

そして人間関係でよく寄せられる相談の1つに、

次の様なものがあります。

 

「人と関わりたくないのに寂しい」

 

どこか矛盾している様に見えるものの、

寂しさを感じて悩んでいる人は意外といます。

 

寂しさを埋めるために人と会う予定を入れるものの、

「やっぱり人と関わりたくない」と感じたりと、

悪循環にハマってしまうこともあるのです。

 

あるいはSNSを見過ぎたり暴飲暴食に走ったりと、

現実逃避の行動を取ってしまうこともあります。

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点で、

寂しいけど人と関わりたくない心理背景をお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

なぜ寂しいのに人と関わりたくないのか?

「なぜ人と関わりたくないのに寂しくなるのか?」

 

結論を言うと「本当は人と会いたいから」です。

 

もちろん誰とでも関わりたいわけではありません。

 

会いたい人とは会いたいし、

話したり遊んだりと関わりたい気持ちはあるのです。

 

本当は人と会いたいのに、

「会いたくない」と思い込んでいるので、

寂しさが湧き上がってくるのです。

 

心では会いたい気持ちがあるにも関わらず、

頭では会いたくないと思い込んでいるので、

心と頭が一致していない状態で寂しさが生まれています。

 

他人軸で行動しているから

「本当は人と会いたいのに、会いたくないと感じるのはなぜか?」

 

それは他人軸で振る舞っているから。

 

自分の気持ちを抑えて、

相手ありきで振る舞っているからです。

 

自分の気持ちを我慢したり、

言いたいことを飲み込んだり、

相手に合わせて振る舞ったりしていれば、

人と関わっていてもストレスがたまります。

 

その場は上手く乗り切れたり、

表面的な関係は築けても、

人と関わる度に疲れてしまうのです。

 

自分がどうしたいかよりも先に、

相手にどう思われるかが気になっているので、

「人から距離を取った方が楽」だと思うことがあるのです。

あるいは相手に求めすぎて上手くいかないパターンもあります。

 

「不満を聞いて欲しい」

「私の気持ちもわかって欲しい」

「もっと認めて欲しい」

 

「して欲しい」という気持ちが募るほど、

相手が望んだ反応を示してくれなければ心が乱されてしまいます。

 

「何でしてくれないのか?」

「それなら関わらない方がいい」

 

衝動的に人と会いたくなくなり、

1人でふさぎ込んでしまうこともあるのです。

 

ちなみに私は12個の質問(二択)に答えるだけで、

自分の寂しがり屋度が判定する心理テストも作りました。

 

寂しがり屋度を知りたいという場合は、

ぜひやってみてください。

 

悩みの原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの原因は自信のなさだとお伝えしています。

 

人間関係の悩みの原因も自信のなさであり、

人と関わりたくないのに寂しさに襲われる背景にも自信のなさがあります。

 

詳細は無料メール講座でも解説していますが、

他人軸で振る舞ったり、

相手に求めすぎてしまうのも、

自分の自信のなさが原因です。

 

一時的に人と会いたくなくなることがあるものの、

本当は人と会いたい気持ちもあるからこそ、

寂しさが湧き上がって来るのです。

 

寂しさを埋めるために人と関われば、

その瞬間は寂しさを埋めることができます。

 

ですが自信のなさが背景にあるので、

再び悩みを抱く様になります。

 

他人軸で振る舞ってしまったり、

相手に求めすぎてしまうので、

悩みを形を変えて繰り返してしまいます。

 

一方で自分に自信があれば、

人間関係でストレスを感じ続けることはありません。

 

自分軸を持って振る舞える様になるので、

寂しいけど人と関わりたくないという裏腹な気持ちを抱くこともありません。

 

人間関係の悩みを解決する2つの方法

 

次にぬいぐるみ心理学の視点で、

人間関係の悩みを解決する方法をお伝えします。

 

2つの方法を繰り返し実践することで、

現状をすぐに好転させることができます。

 

寂しさに襲われることもなくなり、

関わりたい時にストレスなく人と関われる様になります。

 

自分の気持ちを声に出す

まず最初の方法が、

「自分で自分の気持ちを声に出すこと」

 

人間関係の悩みを抱いている時ほど、

自分の気持ちを声に出していません。

 

声に出さず頭の中で考え込んでしまうのです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大すると言われています。

 

頭の中で考えることで、

ますますモヤモヤを抱え込んでしまうのです。

 

人間関係のネガティブな気持ちも増大し、

寂しさに襲われてしまうのです。

 

どんな気持ちも、まずは声に出して受け止めること。

これが第一歩です。

 

自分を主語にして問いかける

自分の気持ちを声に出した後は、

「どうしたいのか?」と問いかけます。

 

「どうしたいのか?」の主語は自分自身。

 

人間関係においても大事なのは、

自分軸を持って振る舞うことです。

 

「何を言いたいのか?」

「伝えたいことは何か?」

 

この様に、「どう関わりたいか?」と問いかけることです。

 

他人軸になったり、

相手に求めすぎている時ほど、

自分よりも先に相手のことを考えています。

 

「どうしたいか?」と問いかけ、

自分を主語にして問いかけることで、

自分が望む関係が築ける様になります。

寂しいけど人と関わりたくない状態とは、

自分の本音が見えなくなっている状態。

 

人と関わらないことを選択しても苦しいだけなのです。

 

定期的に寂しさに襲われる様になり、

人間関係の悩みを抱え続けてしまいます。

 

自信のなさと向き合いながら、

2つの方法に取り組むことで、

人間関係の悩みは解決します。

 

会いたくないけど寂しいという裏腹な気持ちに悩まされることもなくなります。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳細は無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。