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受け身な男性の心理背景。見極めないと大変なことに…

[最終更新日]2023/03/21

こんにちは、伊庭和高です。

 

本日のテーマは「受け身な男性の心理背景」について。

 

仕事でも恋愛でも1度は、

受け身な男性と関わったことがあると思います。

 

あるいは自分自身が受け身な男性に該当し、

悩んでいるという場合もあるでしょう。

私はぬいぐるみ心理学をお客様にお伝えしていますが、

受け身な男性とそれを見ている女性の

どちらからも相談を受けたことがあります。

 

本日の記事は今まで私が見て来た中で、

「これが真実だ」と感じていることをお伝えします。

 

耳の痛い話もひょっとしたら含まれるかもしれませんが、

包み隠さず素直に伝えていければと思います。

ぬいぐるみ心理学無料講座
 

受け身な男性の心理背景

 

受け身な部分があっても良いと思いますし、

誰しも多少なりとも受け身な部分はあるでしょう。

 

ですが受け身になり過ぎていたり、

望んでいないのに受け身になってしまうならば、

そこには必ず原因があります。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさであるとお伝えしています。

 

受け身になってしまう根本原因も、

実は自分の自信のなさだと言えるのです。

想像してみてください。

 

もし自分に自信が持てれば、

受け身一辺倒になることはないはずです。

 

自分の気持ちを伝えることもできたり、

受け身になり過ぎて悩むこともないのです。

 

ですが自分に自信が持ちきれないからこそ、

受け身な現状が訪れてしまうのです。

特に受け身になってしまう人は、

相手にどう思われるかを気にしています。

 

周りの目を気にしてしまったり、

相手の顔色を伺ってしまうことが多いです。

 

その結果、無理して相手に合わせたり、

大事な場面で意見が言えなくなってしまうのです。

 

受け身な男性は自分に脈があるのか?

女性なら誰もが1度は、

この様な疑問を抱いたことがあると思います。

 

受け身になってしまう原因を解説しましたが、

これを踏まえれば脈があるかどうかの答えも見えて来ますね。

 

受け身になってしまう背景には自信のなさがあります。

 

女性に好意があってもなくても、

相手の反応を気にして受け身になってしまうのです。

 

この様に考えれば、

決して自分に脈があるからとは言いきれません。

もちろんケースバイケースで、

中には自分に脈があって受け身になっていることもあります。

 

恋愛や結婚も真剣に考えているものの、

女性の反応を気にしてどうしても踏み出せず、

結果として受け身になっているケースもあるのです。

 

人によって状況は様々ですが、

「受け身=脈アリ」と決めつけるのは危険だと言えます。

 

受け身な男性と付き合う女性にも原因が!?

さて、ここまで受け身な男性心理を解説しましたが、

実は受け身な男性と関わってしまう女性にも原因が生じることもあるのです。

 

私はぬいぐるみ心理学において、

人間関係の悩みは相手を変えて繰り返されるとお伝えしています。

 

例えば苦手な人がいるとして、

苦手な人と関わらなくなっても、

似た様な特徴の人が自分の前に現れ続けるのです。

 

中学校を卒業しても…

大学を卒業しても…

バイトを辞めても…

部署を異動しても…

付き合う相手を変えても…

 

似た様な特徴を持った人は現れ、

その度に同じ様な悩みを繰り返してしまうのです。

受け身な男性ばかりを引き当ててしまうならば、

実は女性側にも振り返る点があるのです。

 

「男性が悪い」という様に、

相手にばかり原因を求めていると、

結局は同じ悩みを相手を変えて繰り返してしまいます。

 

人間関係は自分と相手が影響し合って成立します。

どちらか片方だけに原因があるのはあり得ないのです。

先ほどお伝えした様に、

すべての悩みの原因は自信のなさです。

 

受け身な男性ばかりを引き当ててしまう背景に、

女性側の自信のなさが横たわっていることもあります。

 

自分の気持ちを相手に伝え過ぎてしまう…

相手の言動をコントロールしようとしてしまう…

自分も本心を隠して関わってしまう…

 

様々な自信のなさがありますし、

個々に詳しい原因は異なりますが、

たとえば上記の様な自信のなさがあれば、

受け身な男性との出会いが生まれやすくなるのです。

 

受け身な男性との出会いが生まれやすかったり、

付き合う内に受け身な男性を作り上げてしまうこともあるのです。

 

また私は12個の質問に答えるだけで、

恋愛に悩む現状を診断する心理テストも作りました。

 

診断結果の画面では、

恋愛の悩みを克服した方のエピソードも紹介しています。

こちらも合わせてやってみてください。

 

遠野さんの事例

ここからは、私のお客様の事例を紹介します。

 

宮城県在住の遠野さん(女性・仮名)は、

受け身な男性と関わることが多く悩んでいました。

 

=====ここから=====

 

「受け身な男性ばかりとの関わりが生まれてしまう」

 

子供の頃から今までを振り返ると、

なぜか受け身な男性との関わりが多く悩んで来ました、

 

受け身な男性を見てイライラしたり、めんどくさいな…と感じることも多かったです。

 

ですが仕事でも恋愛でも、

やけに受け身な男性と関わることがありました。

「嫌だな…」と思っているのに、

受け身な男性と仕事で深く関わる機会が多い。

 

「この人は大丈夫」と思いながらも、

付き合ってみると受け身な男性だった。

 

こうしたケースが多かったので、

気になって調べていたところ、

伊庭さんのサイトにたどり着きました。

仕事面でも悩んでいましたが、

特に真剣に悩んでいたのは恋愛面。

 

決して受け身な男性が好きではないものの、

結果として受け身な男性と付き合い結婚してしまったら…

 

そして受け身な男性を自分が作り出しているとしたら…

 

このタイミングで自分と向き合い、現状を変えていきたい。

 

伊庭さんとお話する中で、

自信のなさと向き合っていこうと思えました。

 

=====ここまで=====

 

遠野さんに起こった変化

私は遠野さんのお話を聞きながら、

自信のなさと向き合うポイントを解説し、

遠野さん専用の取り組むメニューを作成しました。

 

そしてぬいぐるみ心理学を実践する中で、

遠野さんの日常に変化が生まれ始めました。

=====ここから=====

 

振り返ると私も他人の反応を気にして、

どこか受け身になってしまうことがありました。

 

自分が本心を隠している状態では、

相手も警戒して本心を隠しがちになりますよね。

 

結局は私が自分を押さえていたことで、

相手も自分を押さえた状態で関わって来たのだと思います。

 

また私の場合、付き合って関係が深くなると、

「自分の気持ちをわかって欲しい」と思い、

色々と吐き出し過ぎていた部分もありました。

 

そのせいで、相手を一層受け身にして来た部分もありました。

まずは自分が向き合うこと。

自分の気持ちを素直に出そうと意識すること。

 

伊庭さんのアドバイスを受け、

これらを意識しながら過ごしたことで、

人間関係に変化が生まれる様になりました。

 

まず自分が受け身になる機会が激減し、

人間関係の悩みが激減しました。

思えば仕事でも恋愛でも、

人間関係でストレスを抱えがちでしたし、

お酒を飲んだり食べ過ぎたりして発散していました。

 

ストレス発散の行動も減りましたし、

自分らしく人と関われる様になりました。

 

そして興味深かったのが、

自分の人との関わり方が変わったことで、

受け身な人と関わる機会も減りました。

 

相手もオープンに話してくれたり、

受け身な姿勢に変化が見られる様になったのです。

 

現在付き合っている相手がいますが、

その方も自分の気持ちを伝えてくれるので、

気持ち良く関わることができています。

 

=====ここまで=====

 

自分が変われば、受け身の男性も変わる

受け身な男性の目線で言えば、

自分が変われば受け身な姿勢も変わります。

 

自分の気持ちを素直に伝えられたり、

大事な場面で意見が言える様になります。

 

一方で女性の側も、

自分が変われば受け身な男性にも変化が生まれます。

 

男性女性どちらの目線にしても、

大事なのはまず自分が変わること。

 

相手を変えることはできませんが、

自分を変えることは自分の意思でできます。

 

悩みの原因である自信のなさと向き合いながら、

1つずつ変化を起こしていきましょう。

自信のなさとは具体的に何なのか。

自信とはそもそも何なのか。

 

根本原因である自信のなさについて、

詳細は無料メール講座でも解説していますので、

合わせて学んでみて下さい。

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。