14Mar
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
私はぬいぐるみ心理学を提供していますが、
その中でよく話題になるテーマの1つに
「優柔不断」があります。
「私、優柔不断なんですけど…」と多くの場合、
この言葉はネガティブな意味で使われています。
確かに優柔不断という言葉は
短所として考えることもできますが、
同時に長所にもなりうると考えています。
多くの人は優柔不断の長所については知りません。
そこで今回の記事では、
優柔不断の短所と長所についてお伝えします。
優柔不断の短所と長所は?
まず短所についてですが、
これは多くの人が思い浮かぶでしょう。
「その時の感情に左右されやすい」
「自分勝手」
「なかなか決められない」
・
・
・
こんな言葉がイメージできれば、それでOKです。
そもそも、「不断」という言葉があるわけですから、
「断つ」ことができないわけです。
決断や判断などができないと考えれば、
ネガティブに捉えてしまう気持ちもわかります。
事実、日常の多くの場面で
この言葉はネガティブな意味で使われます。
ですが、優柔不断には長所もあります。
この長所を知っておくだけで、
気持ちは劇的に変わります。
たとえば優柔不断の
「優」や「柔」という言葉を見ると、
その人の温かい人柄が伝わってきます。
ただ決められない、判断できないのではなく、
その根底には相手を思う温かさが
備わっているわけです。
また、その時の状況に応じた対応がとれたり、
自分の感性に従って判断することが
できるとも言えます。
なかなか決められないということは、
逆に言えば物事をじっくりと
考えられるということでもあります。
優柔不断という言葉にポジティブな
漢字が使われている以上、
そこにはポジティブな意味も含まれているのです
優柔不断も、自分らしさの1つの特徴です。
この言葉を短所にしか見れていないのであれば、
毎日の生活でストレスをため込むばかりです。
ですが、長所もあるということを知っているだけで、
自分らしさを発揮した毎日が送れる
可能性が強まるわけです。
優柔不断の短所と向き合い、
長所を自然と発揮していく。
そのための方法や向き合い方については、
無料メール講座で解説しています。
合わせて学んでみてください。
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。