8Sep
[記事公開日]2015/09/08
[最終更新日]2020/11/09
こんにちは、伊庭和高です。
以前も何度か職場の人間関係について記事を書きましたが、
それだけ日常的に悩むテーマと言えますね。
→会社の人間関係がギクシャクする原因をぬいぐるみ心理学で解説!
実際、私もぬいぐるみ心理学を提供していて、
職場の人間関係の悩みを話す人は多いです。
さて、今回は人間関係の「修復」がテーマです。
修復という言葉だけあって、
「関係が悪化した・壊れた」状態であるわけです。
何らかの原因で仲が悪くなってしまったものの、
部署が同じであれば関わり続けなければいけません。
ぬいぐるみ心理学の視点からお伝えするなら、
こうなった時の選択肢は2つしかありません。

2つの選択肢とは?
まず1つ目は、相手に合わせて関係修復をはかることです。
基本的に、人間は自分のことしか考えていません。
どんなに相手のことを考えていると言う人でも、
24時間365日誰かのことを気にかけてはいません。
あなたが思う以上に、
相手はあなたのことを気にしていないのです。
「あれをやったら…」
「これをしたら…」
こうした人間関係の悩みの多くが取り越し苦労に終わるのも、
そこまで相手があなたのことを気にしていないからです。
※ただし、必要以上に考え過ぎれば現実のものになります。
人は基本的に自分のことしか考えていない。
それなら、徹底的に相手のことを考えてあげれば良いのです。
たとえ関係が悪くなっていたとしても、
自分に対して好意を持つ人がいれば嫌いにはなりません。
常に基準を相手に設定して過ごすのです。
次に2つ目は、相手のことを一切気にしないことです。
言い換えれば、「ありのままの自分を出して過ごす」ということです。
相手との関係修復はいったん脇に置いて、
まずは自分の感じるままに振る舞うのです。
こうすることで相手との関係修復が実現してもしなくても、
職場では過ごしやすくなります。
ありのままの自分をさらけ出した上で、
相手も受け入れてくれたら修復すれば良い。
受け入れてくれなければそれは仕方ない。
この意識を持ち、すべては相手にゆだねてしまうことです。
※ちなみに、心理学者のアドラーもこの立場に立っていて、
相手がどう思うかは変えられないから、
自分のことにだけ集中すれば良いと指摘しています。
ぬいぐるみ心理学の視点では、2番目の選択肢を推奨しています。
相手に合わせればそれだけでストレスがたまりますし、
その日の気分や体調によっても相手の反応は変わります。
「正解がない」中で相手に合わせようとする。
現実的には不可能なのです。
まずはありのままの自分をさらけ出す。
この大前提が合った上で、相手に合わせて調節していくのはアリです。
修復できたかどうかは結果論になります。
ここまで読むと、「必ず修復できるわけではないのか!」
と疑問に感じることもあるでしょう。
ただし、小手先のテクニックに頼って
相手に合わせた対応をとれば、
いずれ自分の首を絞めることになります。
自分のストレスがどこかで爆発し、
何をするにもやる気が起きなくなってしまいます。
根本から人間関係を見つめ直し、
結果として修復できたらOK。
どう捉えるかは相手にゆだねるしかないのです。
「修復しようよ!」と相手にどんなに言っても、
それを決めるのは相手なのです。
私達はただ素の自分を出すことに集中し、
結論は相手に任せます。
素の自分についてはぬいぐるみ心理学で
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