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【予定詰め込み症候群を卒業】予定を詰め込む人の心理と解決策

[最終更新日]2021/04/26

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「予定を詰め込むこと」

 

「予定を詰め込みすぎて疲れてしまう」

「会いたいわけでもないのに人と会ってしまう」

 

仕事でもプライベートでも、

予定を詰め込んで悩んでいる相談を受けることは多いです。

 

・予定詰め込み症候群

・予定入れなきゃ症候群

 

こうした言葉が生まれるほど、悩んでいる人は意外と多いのです。

 

とにかく予定を詰め込んでいるものの、

その割には充実感を得られず疲れがたまる状態。

一体どうしてこの様な事態が発生してしまうのでしょうか?

 

今回はぬいぐるみ心理学の視点から、

予定を詰め込む人の心理と解決策をお伝えします。

 

ぬいぐるみ心理学無料講座

予定を詰め込む人の心理

なぜ予定を詰め込んでしまうのか?

心理背景を解説します。

 

どれか1つに当てはまっている場合もあれば、

複数に当てはまっている場合もあります。

 

1人でいるよりはマシだから

これまで数多くのお客様と関わって来ましたが、

その中でもほとんどの方から聞かれた声です。

 

1人でいるよりも何かしていた方がマシだから、

無理にでも予定を詰め込んでしまうのです。

 

ここで注目して欲しいのが、

「1人でいるよりはマシだから」という表現。

 

「1人でいるよりはマシだから」という状態は、

決して「やりたくてやっている」わけではありません。

 

入れたくて予定を入れているわけでも、

会いたくて人と会っているわけでもないのです。

これは恋愛にたとえるとわかりやすいです。

 

「好きじゃないけど1人よりはマシだから付き合っている」

 

これは決して一緒にいたいわけではなく、

1人でいるよりもマシだからという理由で付き合っている状態です。

 

「1人でいるよりもマシだから」ということは、

1人の時間を過ごすことが耐えられないわけです。

 

何かしてないと不安だから

何かをしてないと不安だから、

予定を詰め込んでしまうこともあります。

 

何もしていなかったり1人でいると、

言葉にできない不安や寂しさや襲ってくるのです。

 

「予定がないと不安」

「スケジュールが埋まってないと不安」

「予定がないと寂しい」

 

過去のお客様との関わりでも、

こうした言葉を聞くことは多かったです。

 

予定を詰め込むことで、

不安や寂しさを感じない様にしている状態です。

 

・空白恐怖症

・隙間不安シンドローム

こうした言葉も生まれているほど、

このケースはよく見られるのです。

 

欠乏感から行動している

ここまでの話をまとめると、

欠乏感から予定を詰め込んでいることが言えます。

 

不安や寂しさを感じない様にと、

予定を次々に入れてしまうのです。

 

マイナスの状態にならないために、

予定を入れている心理背景があるのです。

 

ちなみに欠乏感を手放す方法は別の記事で特集しています。

 

「詰め込まなきゃ」になっている

欠乏感から予定を詰め込んでも、

自分が満たされることはありません。

 

「詰め込みたい」のではなく、

「詰め込まなきゃ」と感じている状態です。

 

何かに追われている様に感じてしまうこともあり、

決して健全な状態とは言えないのです。

 

予定を詰め込みすぎる3つの原因

「なぜ予定を詰め込んでしまうのか?」

 

多くのお客様と関わる中で、

大きく3つの原因に分けられることがわかりました。

 

自分で自分を満たせていない

最初に取り上げる原因は、

「自分で自分を満たせていないから」です。

 

自分で自分を満たすことができないので、

予定を埋めることで誰かや何かに満たしてもらおうとしているのです。

 

・一緒にいる時は満たされる

・ランチをしている瞬間は満たされる

・電話やLINEをしている瞬間は満たされる

・愚痴を聞いてもらっている時は満たされる

 

自分が満たされるかどうかが、

誰かの行動次第になっている状態です。

 

寂しさや不安に耐えられない

次に考えられる原因が、

寂しさや不安に耐えられないことです。

 

予定を埋めることで、

一時的に寂しさや不安をまぎらわせることができます。

 

ですが予定が終わった瞬間に、

寂しさや不安がやってきます。

 

欠乏感を埋めようとしても、

常に欠乏感を感じ続けることになり、

根本的には苦しいままなのです。

 

ちなみに寂しがり屋についての相談が多いので、

自分の寂しがり屋度を診断する心理テストを作りました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

寂しがり屋に悩まされるかどうかが見えてきます。

こちらもぜひやってみてください。

 

現実逃避

そして3つ目に考えられるのが現実逃避。

 

仕事やプライベート等、

本当は向き合うことがあるはずなのに、

予定を詰め込むことで現実逃避をしているのです。

 

一時的な気晴らしにはなるでしょうが、

向き合う課題が解決したわけではありません。

 

同じ課題を繰り返してしまいますし、

良いことは何1つないのです。

 

予定を詰め込みすぎる原因は自信のなさ

私はぬいぐるみ心理学において、

すべての悩みの根本原因は自信のなさだと解説しています。

 

予定を詰め込んでしまうのも、

根本原因は自分の自信のなさです。

 

自分に自信が持てていないから、

1人の時間が耐えられなくなったり、

不安や寂しさに襲われてしまいます。

 

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳しくは無料メール講座でも解説しているのですが、

自信が持てる様になれば、

予定を詰め込んで疲れることもないのです。

 

また私は、自信のなさの度合いを診断する心理テストを開発しました。

 

12個の質問(二択)に答えるだけで、

自信のなさをどれだけ感じているかが判明します。

こちらもぜひやってみてください。

 

予定詰め込み症候群を解決する方法

ここまでの話を踏まえた上で、

予定を詰め込んでしまうのを解決する方法をお伝えします。

 

予定がないと不安だと思わずに…

無理して予定を入れて疲れないために…

 

これから紹介する2つの方法を、

まずは実践してみてください。

 

主語を自分にして問いかける

まず最初にお伝えする方法が、

主語を自分にして問いかけることです。

 

「どうしたいのか?」と自分自身に問いかけてください。

 

予定を詰め込んでしまう時ほど、

主語を自分にして問いかけられていません。

 

「したい」ではなく「しなきゃ」という意識が働いているのです。

 

自分を主語にして「どうしたいのか?」と問いかけること。

 

予定を詰め込む悩みを解決する上で、

必要不可欠な問いかけだと言えます。

 

自分の気持ちを声に出す

そして2つ目の方法は、

自分の気持ちを声に出すことです。

 

私たち人間は頭の中で考えるほど、

ネガティブ思考が増大すると言われています。

 

予定を詰め込んでしまう時ほど、

頭の中で考えを巡らせた結果、

不安や寂しさが増大してしまうのです。

 

頭で考え続けるのではなく、

まずは声に出して自分の気持ちに気づくこと。

 

これを意識し続けることで、

無理に予定を詰め込むことはなくなります。

 

ちなみに自分の気持ちを声に出す上では、

ぬいぐるみを活用するのが効果的です。

 

詳細は無料メール講座で解説していますが、

意識してぬいぐるみを活用することで、

予定詰め込み症候群から抜け出せる様になります。

 

自分で自分を満たせる毎日を手に入れる

本当はやりたくなかったとしても、

予定を詰め込んで悩んでしまうケースはあります。

 

予定を詰め込む悩みを解決できれば、

自分で自分を満たせる様になります。

 

誰かや何かに満たしてもらおうとせず、

自分で自分を大切にしながら人生を送れます。

 

不安や寂しさを感じ続けることもなく、

自分らしく過ごせる様になります。

 

自分に自信が持てる様になることで、

予定を詰め込む悩みを手放していきましょう。

「自信のなさとは何なのか?」

「どうすれば自信が持てる様になるのか?」

 

詳しくは無料メール講座でも解説しているので、

合わせて学んでみてください。

 

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。