1Feb
[最終更新日]2021/02/01
こんにちは、伊庭和高です。
今回のテーマは「気疲れ」
私はぬいぐるみ心理学を伝えていますが、
多くのお客様から相談が寄せられるテーマです。
過去の私もあらゆる場面で気疲れを感じ、
息苦しさを覚えていました。
今回はぬいぐるみ心理学の視点から、
気疲れを感じる原因を解説します。
そして気疲れの度合いを診断する方法も公開します。
・心づかいや緊張などのため、精神的に疲れること
・気を使ったことによる疲れのこと
これが気疲れの辞書的な意味です。
気疲れの「気」とは気持ちのこと。
肉体的な疲れではなく、
メンタル面での疲れのことを指します。
大人になればなるほど、
気疲れは感じやすくなります。
子供の頃ほど運動をしていずとも、
疲れを感じやすくなるのは、
精神的な疲れが原因です。
気疲れが溜まるとどんな症状が出るのか?
気疲れは気持ちの疲れなので、
目には見えません。
ですが気疲れが溜まると、
心身に様々な症状が出ます。
熱を出したり風邪を引いたり、
体調不良を引き起こすこともあります。
また気を使えば使うほど、
自分の気持ちを押し込める必要があります。
心がちぢこまるだけでなく、
体もちぢこまりやすくなるので、
肩や首が凝る症状が出ることもあります。
あるいは気疲れを溜め込んだ結果、
何もやる気が起きなくなることもあります。
仕事が終わって帰ってきたのに、
何もやる気が起きず過ごしてしまうことも、
実は気疲れの影響だと言えます。
倦怠感や虚無感も抱く背景にも、
気疲れが横たわっているのです。
気疲れする根本原因
「仕事中に気疲れを感じる」
「人と関わった後に気疲れがすごい」
こうした声を受けることもあります。
私はぬいぐるみ心理学において、
すべての悩みの原因は自信のなさだと解説しています。
気疲れを溜め込んでしまうのも、
自分の自信のなさが原因です。
詳細は無料メール講座でも解説していますが、
自分に自信が持てていないから、
気を使ってしまう場面が増えます。
自信が持てず自分の気持ちを押し込めれば、
その分だけ精神的な疲れも溜め込んでしまうのです。
ちなみに気疲れしやすい人の特徴は、
子供の頃は気疲れなんてなかった!
ですが冷静に考えると、
生まれた時は気疲れは一切ありませんでした。
気を使って疲れている赤ちゃんは、
どう考えてもいません。
「気疲れが解消できない…」
「気疲れは消えないのでは…」
こうした相談を受けることもありますが、
生まれた時は誰もが気を使っていなかったので、
気疲れを根本から解消することはできます。
とはいえ大人になるにつれて、
私たちは気疲れを感じやすくなります。
「なぜ気疲れを感じる様になるのか?」
気疲れを感じる原因は自信のなさですが、
周りの目を気にすると気疲れは蓄積されます。
周りの目を気にするほど気疲れが蓄積される
気を使うということは、
気を使う相手がいるわけです。
相手の反応を気にして振る舞うことで、
気疲れを蓄積してしまうのです。
その意味で気疲れに悩む人は、
自分よりも相手にどう思われるかを先に考えているのです。
仕事でもプライベートでも、
周りにどう思われるかを気にするほど、
気疲れは蓄積していきます。
気疲れ度を診断する方法
先ほどもお伝えした通り、
気疲れを感じる原因は自信のなさです。
自分に自信が持てないと周りを気にしてしまい、
気疲れを溜め込んでしまいます。
そして自分の自信のなさ度は、
気疲れを感じる原因が自信のなさなので、
自信のなさ度は気疲れ度とイコールです。
12個の質問に答えて判明した結果は、
気疲れ度の診断結果と言い換えて良いです。
気疲れしない方法
気疲れを溜め込んでいると、
心身にダメージが生まれます。
気疲れをし続けたい人はいませんし、
慢性的な疲れを感じ続けてしまいます。
ただし誰もが生まれた時は、
周囲に気を使っていませんでした。
既に記憶にはないかもしれませんが、
気を使わず振る舞えていた感覚を誰もが知っています。
新たなスキルを身につけるのではなく、
既にできていた感覚を取り戻せば良いので、
誰でも気疲れを溜め込まず人生を送れます。
気疲れ解消法については、
合わせて学んでみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
このコラムの執筆者
伊庭 和高(いば かずたか)
千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
2017年11月には株式会社マイルートプラスを設立。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。