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【徹底考察】あなたが寂しがり屋な本当の理由は?

[最終更新日]2020/11/09

 

こんにちは、伊庭和高です。

 

今回のテーマは「寂しがり屋」

 

私はぬいぐるみ心理学を伝えていますが、

このテーマは多くのお客様から相談を受けます。

 

「どんな人が寂しがり屋に当てはまるのか?」

「なぜ寂しさを募らせてしまうのか?」

「寂しがり屋を直すためにはどうすればいいのか?」

 

これらの内容を取り上げていきます。

 

意外と知られていないのですが、

寂しがってしまう背景には「別の原因」があります。

 

今回は別の原因を6つ取り上げていますが、

別の原因に気づけなければ寂しさをいつまでも抱え続けてしまうのです。

 

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目次

「寂しがり屋」とは?

「寂しがり屋」だと思っているのは、決してあなただけではありません。

これまで数多くの人が悩んで来たのです。

 

・寂しがり屋とは、どういう人物が該当するのか?

・寂しがり屋とは、具体的にどんな心理なのか?

 

実はこれ…辞書に掲載されているのです。

 

「寂しがり屋という言葉で辞書を引いたことはありますか?」

 

この様に聞くと、おそらく90%以上の人が「辞書を見たことがない」と答えます。

「普通の人よりも敏感に寂しさを感じる人のこと」

 

これが寂しがり屋の辞書における意味です。

 

要するに、寂しいと感じる頻度が多いのです。

 

では、「寂しい」とは何か?

これも辞書を引いてみましょう。

・心が満たされない

・物足りない

・人恋しい

・孤独で心細い

 

どの辞書にもたいてい、この様な意味が出て来ます。

 

「心が満たされない」

「物足りない」

「人恋しい」

「孤独で心細い」

 

この様な気持ちを普通の人よりも多く感じるのが、寂しがり屋だと言えるのです。

 

どうしてあなたは寂しいのか?

ここまで辞書の意味から、

寂しがり屋の心理背景についてお伝えしました。

 

「何となくわかった様な…」

「でもピンと来ない部分もある様な…」

 

もしこの様に思われたのであれば、

寂しがり屋の理由に意識を向けてみてください。

 

何の理由もなく寂しさは感じません。

寂しさを感じる時には、何かしらの理由があります。

「どうして寂しいのか?」

 

自分自身に問いかけてみてください。

何かしら答えが出て来るはずです。

 

寂しい感情を引き起こした原因があるはずです。

もしかしたら、あなたは寂しさではなく、「別の問題」を解消したいのかもしれません

 

寂しさの奥にあるモノ

寂しさではなく別の問題を解消したいとは、どういうことか?

 

具体例を1つ紹介しますね。

 

寂しいと感じた原因が「恋人や気になる人から連絡が欲しい」だとしましょう。

 

「LINEを送ったのになかなか既読にならない…」

「既読無視の時間が長い…」

「ケンカをして気まずい状態が続いている…」

 

「恋人や気になる人からの連絡が来ない」という問題が発生し、

それに対して「寂しいな…」とう感情が湧き上がっているのです。

さらに言えば、恋人や気になる人との関係性について、

より根本的に悩んでいるとも言えます。

 

「相手に依存しているのでは…」

「相手の顔色を伺い続けている…」

「なかなか関係が上手くいかないな…」

 

こうした問題を抱えていることもあるのです。

 

そして付け加えると、

相手からの連絡が欲しかったり、

もっと幸せな関係を築くための解決策が知りたいという願いも持っています。

 

「寂しい」という感情の奥には、

さらに深い問題や悩み、そして願いが隠れているのです。

・寂しがり屋を根本的に直したい

・寂しさに押しつぶされない様にしたい

・寂しがってしまう原因を詳しく知りたい

・寂しさを引き起こす別の問題を解決したい

・寂しがることなく幸せな毎日を送りたい

 

どれか1つかもしれませんし、複数当てはまるかもしれません。

 

人によって何を求めているかは様々ですが、

今回は寂しさと関わりのあるトラブルや悩みについて、

心理背景や原因と解決策をお伝えします。

 

それぞれのテーマについて解説していますが、

より詳細が知りたい場合は別の記事でも深く解説しているので、合わせて参照してください。

 

寂しさを引き起こす別の問題とは何か?

先ほどお伝えした様に、

寂しいという感情を引き起こす上で別の問題が存在します。

 

「寂しさを引き起こす別の問題とは何か?」

 

1つずつ具体的に解説します。

 

連絡が来なくて寂しい

まず最初に取り上げるのが、

「連絡が来なくて寂しい」現象です。

 

誰かから連絡が来ないことが原因で、

「寂しい…」という感情が引き起こされているのです。

 

恋人や友人の既読スルー問題

たとえばLINEの既読スルーは、

寂しさを募らせる原因になります。

 

「既読」されているにも関わらず、

一向に返信が来ない状況。

恋愛であれば「脈なしなのか?」と気になってしまいますよね。

 

既読スルーを気にすればするほど、

「返信待ちの人間関係」を築く様になります。

 

恋人でも友人でも、

相手に振り回される関係を築く様になるのです。

自分の人生の主人公は、他でもない自分自身。

 

それなのに相手からの連絡を待ち続けると、

不安や寂しさに襲われ自分の人生を生きれないのです。

 

たとえ相手と関係性を育めたとしても、

常に相手の反応を気にする様になってしまいます。

 

過去の私も相手の反応を気にし続けていたので、

人間関係で気を使ってばかりでした。

 

恋愛なら付き合うことはできるものの、

相手にどう思われているかが気になったり、

相手からの連絡に一喜一憂していました。

 

既読スルーに悩み続けているのは、

寂しさをひたすら増長させてしまうのです。

既読スルーに関する詳しい内容は、

以下の記事で解説しています。

 

男性・女性それぞれに向けた内容ですが、

既読スルーは3つのタイプに分類されます。

 

この3つのタイプを見極めないと、

対処法を間違ってしまうこともあるのです。

→既読無視する男性心理とは?3つのタイプ別に脈なしか見極める方法

→女性の既読スルーの心理背景は?無視=脈なしなのか?タイプ別に解説

 

長期間連絡がないこと

既読スルーの話にも関連して来ますが、

長期間連絡が来ないことで寂しさを募らせることもあります。

 

メールやSNS等が発達したので、

直接会わなくても簡単に連絡が取れる時代。

 

裏を返せば、連絡が来ないことを過去の時代以上に気にする様になっているのです。

 

「もしかしたら仕事が忙しいだけかもしれない」

「単に寝落ちしただけかもしれない」

 

相手の状況は相手にしかわかりませんが、

長時間連絡が来ないことで寂しさを募らせてしまえば、

自分の心に悪いですよね。

 

連絡をしすぎて嫌われないか心配

連絡が来なくて寂しいのとは真逆で、

連絡をしすぎて寂しくなるケースもあります。

 

連絡をしすぎたことで相手の反応が変わったりすれば、

「嫌われてないだろうか?」と心配になります。

 

嫌われるのを怖がれば怖がるほど、

相手の反応を気にして寂しさを抱え込んでしまいます。

 

自分で自分を責めてしまったり、

勝手にネガティブ思考が増大したりと、

自分にとって良いことは何一つないのです。

 

嫌われるのを怖がる心理背景については、

以下の記事で詳しく解説しているので、

気になる場合は合わせて読んでみてください。

→嫌われるのが怖い心理背景【原因と解決策を3ステップで解説】

 

かまって欲しい!

これは主に恋愛に見られるケースですが、

相手にかまって欲しいと思えば思うほど、寂しさを募らせます。

 

「かまって欲しい」とは、相手に求めているわけです。

 

相手がかまってくれるかどうかは相手次第。

自分ではコントロールできないのです。

 

私はぬいぐるみ心理学を伝えていますが、

悩みを抱え続ける人に共通する傾向として、

「自分でどうすることもできないことを気にしている」ことがあります。

 

かまってくれるかは相手次第なのに、

かまって欲しいと思い続けて悩んでしまうのです。

かまってくれないと自分が感じれば、

その分だけ寂しさが募る様になります。

 

・お菓子を食べてストレス発散

・友達に愚痴や不満を吐き出す

・1日中ブルーな気持ちで過ごす

寂しさが募っても、何一つ嬉しいことはないですよね。

 

かまって欲しいと思う心理背景や対処法は、

以下の記事で詳しく解説しています。

 

・「かまって欲しい」には男女間で温度差がある

・上手に構ってもらうための方法とは?

 

こうした内容もお伝えしているので、

気になる場合は読んでみてください。

→彼氏に構って欲しいなら!タイミングの見極めがポイント

 

根本的な問題は「関係への依存」

「連絡が来なくて寂しい」ことについて、

ここまで様々な問題を取り上げました。

 

いずれの問題も、根本的な問題は「関係への依存」です。

 

相手に依存する状況が生まれているからこそ、

連絡が来なくて寂しいと思っているのです。

 

依存とは「〜しすぎること」です。

 

・連絡が来ないか心配しすぎる

・連絡を取りすぎる

・かまって欲しいと思いすぎる

相手との関係性に依存している状態だと言えるのです。

依存すればするほど、心の中で寂しさは増加します。

 

相手の言動に一喜一憂しながら、

次第に負のループにハマってしまうのです。

 

関係への依存について、

原因や解決策は以下の記事で詳しく解説しています。

合わせて読んでみてください。

寂しさの正体は「依存」!寂しがり屋の原因を徹底解説

 

伝えられなくて寂しい…

次に紹介するのが「伝えられなくて寂しい」というもの。

 

自分の気持ちを伝えられないことが原因で、

寂しさが発生してしまうのです。

 

自分の想いを他人に伝えられない

自分の想いを他人に伝えられなければ、

心の中で消化不良感が残ってしまいます。

 

「伝えられなかった…」

「何かモヤモヤする…」

 

後悔や悲しさといった感情とともに、

伝えられなかったことへの寂しさが襲って来るのです。

 

コミュニケーションの大原則は、

自分の想いを相手に伝えること。

 

当たり前ですが、伝えるために私達人間には口が付いているのです。

 

自分の想いを伝えられなければ、

同時に孤独感を感じやすくなります。

 

コミュニケーションを相手と取れなくなるので、

その分だけ寂しさが充満してしまうのです。

そして自分の想いを伝えられないと、

次第に口数が減り黙り込む機会も増えてしまいます。

 

意見を求められても黙っていたり、

上手く言葉にできず時間ばかり過ぎてしまいます。

 

黙り込んでしまう原因と解決策については、

以下の記事で詳細に解説しています。

 

自分の想いを伝えられず悩んでいる場合は、

ぜひ読んでみてください。

黙り込む心理背景と3つの解決策【本人も気づいてない衝撃の原因が!】

 

相手の反応を気にしている

「なぜ自分の想いを伝えられないのか?」

 

理由をひと言でまとめると、

相手の反応を気にしているからです。

 

伝える相手にどう思われるかを気にしているから、

自分の想いを伝えるのをためらってしまうのです。

 

「怒られたらどうしよう…」

「変な風に思われたらどうしよう…」

「上手く伝えられなかったらどうしよう…」

 

相手の反応を気にすればするほど、

伝えられない状況が次々に生まれます。

 

・なぜ相手の反応を気にしてしまうのか?

・そもそも人の目を気にしてしまう人の特徴は何か?

 

以下の記事で詳しく解説しているので、

気になる場合は合わせて読んでみてください。

→人の目を気にしない人はどんな人?心理や特徴を解説!

 

言いたいことがわからなくなってしまう

相手の反応を気にして気持ちを押さえていると、

次第に自分でも何が言いたいのかわからなくなってしまいます。

 

「自分の気持ちを伝えられない」のではなく、

「そもそも何を伝えたいのかわからない」状態に陥ってしまうのです。

 

「自分の意見がない」

「感情がわからない」

「何がしたいかわからない」

 

言いたいことがわからなくなってしまった場合、

こうした傾向があるのです。

 

言いたいことがわからなくなってしまうことは、

以下の記事で深掘りして解説していますので、

気になる場合は合わせて読んでみてください。

自分の意見がない原因と解決法【鍵は「自分に自信を持つこと」】

 

根本的な問題は「自分の意見が言えないこと」

「伝えられなくて寂しい」状態は、

自分の意見が言えないことが根本的な問題だと言えます。

 

自分の意見が言えないことで、

伝えられなくて寂しい状態を引き起こしてしまいます。

 

そもそも私達は幼い頃から、

自分の気持ちを素直に表現していました。

 

泣きたい時に泣き、

笑いたい時に笑い、

欲しい物は欲しいと言えていたのです。

ですがある地点から自分の気持ちを伝えられなくなってしまったのです。

 

自分の意見が言えない状況が続けば、

無意識に寂しさをため込んでしまうのです。

 

自分の意見が言えないことについて、

心理背景や原因、解決策は以下の記事で具体的に紹介しています。

合わせて読んでみて下さい。

→自分の意見が言えない原因【解決策は「恐怖の先にある」】

 

自分を偽り続けて寂しい…

続いての原因は「自分を偽り続けること」

 

自分を偽って過ごしていると、

実は寂しさを心の中に抱えてしまうのです。

 

一体どういうことなのか、解説していきます。

 

素の自分で接していない

素の自分で接していなければ、

自分を偽る様になります。

 

そして素の自分を押さえて関わるうちに、

自分でも素の自分がわからなくなってしまうのです。

 

「本当の自分がわからない」

「素の自分がわからない」

 

こうした相談を受けることもありますが、

素の自分を出さない様にすればするほど、

自分で自分のことがわからなくなってしまうのです。

 

素の自分がわからないことについて、

心理背景や解決策は以下の記事でも解説しているので、

合わせて読んでみて下さい。

→本当の自分がわからない…【今この瞬間から素の自分を知る方法】

 

猫をかぶってしまう

そして素の自分で接しなければ、

猫を被ってしまうことになります。

 

「良い子を演じる」

「優等生を演じる」

「仮面をかぶる」

似た様な言葉がありますが、これも猫をかぶると同じ意味です。

 

相手の反応を気にしながら、

その時々で都合の良い自分を演じる様になるのです。

 

ですが「演じる」ということは、本来の自分から遠ざかるということ。

 

演じ続けているほど無理をしているわけです。

自分を演じることに疲れてしまいます。

それに演じた自分を評価されても、

どこか素直に喜べません。

 

周りから褒められたり関心されても、

「本当の自分はこんなんじゃないのに…」というもどかしさを抱いてしまうのです。

 

自分を演じれば演じるほど、

本当の自分とのギャップに悩み、寂しさを感じるのです。

 

自分を偽ってしまう現状に対して、

原因と解決策については別の記事でも解説しています。

合わせて読んでみてください。

→自分を偽るのは疲れたから直したい!【2ステップで改善】

 

根本的な問題は「ありのままの自分でいられないこと」

自分を偽って寂しさを感じる場合、

「ありのままの自分でいられないこと」が根本的な問題です。

 

別の言い方をすれば、自分をさらけ出せないのです。

 

素の自分をさらけ出してはいけないと思い、

気づけば自分で自分のことがわからなくなってしまいます。

 

その結果、相手を見ながら自分を演じ、

偽りの自分で過ごす時間が増えてしまうのです。

 

自分をさらけ出せない原因と解決策は、

以下の記事で詳しく解説しているので、

気になる場合は合わせて読んでみて下さい。

→【自分をさらけ出せない心理】原因と克服方法を解説

 

自分が嫌いで寂しい…

「自分のことが嫌いだ」という相談も、

私のもとに寄せられることがあります。

 

自分で自分を嫌いだと思うことで、

寂しさを感じやすくなってしまうのです。

 

・なぜ自分が嫌いになってしまうのか?

・寂しさとどんな関係があるのか?

 

具体的に解説していきます。

 

他人と比べた時の劣等感

自分が嫌いになる原因の1つに、

他人と比較し劣等感を抱いてしまうことがあります。

 

「あの人は自分より優れている…」

「それに比べて自分は…」

 

仕事でも恋愛でも友達関係でも、

周りと自分を比較するほど自分に自信がなくなります。

 

劣等感を感じる機会も増え、

自分が嫌いになる場面も増えていくのです。

自分のことを嫌いだと思えば、

当然ながら寂しさや切なさを感じる様になります。

 

自分で自分を否定している様なものなので、

心苦しさを感じてしまうのです。

 

他人と自分を比べる心理背景については、

以下の記事で詳細に解説しているので、

気になる場合は合わせて読んでみて下さい。

→他人と比べる心理背景。原因と解決策をぬいぐるみ心理学で解説!

 

今の自分ではダメだと感じる

今の自分ではダメだと感じていれば、

その分だけ自分を嫌いになってしまいます。

 

自分自身にダメ出しをし続ければ、

日々の生活に息苦しさを感じてしまうのです。

 

「愛されたい」

「モテたい」

「好かれたい」

 

たとえば恋愛で言えば、

今の自分がダメだと感じているからこそ、

恋愛に走ってしまうケースもあります。

 

この状態ではたとえ付き合えても、

寂しさや欠乏感を埋める恋愛になってしまいます。

 

付き合ったことで一瞬心が満たされ、

その後に幸せな関係を築くモチベーションが続かないこともあるのです。

 

根本的な問題は「自己肯定感が低いこと」

自分が嫌いで寂しさを感じるのは、

自己肯定感が低いことが問題として横たわっています。

 

自己肯定感が低ければ、

自分で自分を否定する様になってしまいます。

 

自分で自分を否定していて、

幸せな未来が待っていることはありません。

 

自分を否定しながら働いても…

自分を否定しながら恋愛をしても…

心の中に寂しさや苦しさを抱え込んでしまうのです。

 

自分で自分を否定してしまう原因と克服法は、

以下の記事で詳しく解説していますので、

合わせて読んでみてください。

→自己否定してしまう原因と克服法【本人も知らない意外な原因が!】

 

人間関係に悩んで寂しい…

「人間の悩みのほとんどは人間関係によるものだ」

『嫌われる勇気』で有名な心理学者のアドラーが語った言葉です。

 

結局のところ、寂しさを感じ続ける時ほど人間関係に悩んでいるのです。

 

恋人との関係が上手くいっていなくて寂しい

恋人との関係は特に寂しさを感じやすいです。

 

恋は自分の気持ちを偽れませんし、

その分だけ感情が動揺しやすいのです。

 

恋人との関係が上手くいっていないと、

恋人を失う不安に襲われる様になります。

心理学には「損失回避の法則」があります。

 

「人は何かを手に入れる喜びより、失う痛みの方が2倍強く感じる」

これが損失回避の法則です。

 

アメリカの心理学者・行動経済学者であるダニエル・カーネマンが

著書『ファスト&スロー(下)あなたの意思はどのように決まるか?』でこの法則を解説しているのですが、

これは恋愛にも当てはめることができます。

関係が上手くいってないと、

「別れるのでは?」「振られるのでは?」という意識が働きます。

 

「失うのでは…」という不安が心の中に充満し、

寂しさをかき立ててしまうのです。

 

また恋愛で上手くいっていないと、

どうしても相手のことに気を取られてしまいます。

 

相手の連絡を待ってしまったり、

相手に喜んでもらえる様に無理して頑張ってしまうのです。

 

その結果、恋愛しながら気疲れをため込むケースもあります。

「恋愛なのに楽しめない…」

「無理して頑張って疲れちゃった…」

 

こうした感覚を抱いている時も、

実は寂しさを心の中で抱えている場合があります。

 

恋愛において寂しさを抱えている場合、

以下の記事の内容が役立ちますので、

合わせて読んでみて下さい。

→恋愛で気疲れしない3つの方法<今すぐ自然体な自分でいられるには>

 

友人との関係が上手くいっていなくて寂しい

そして恋愛だけに限らず、

友人との関係が上手くいってないと寂しさを感じます。

 

普段から接する回数が多いからこそ、

ギクシャクするとその分だけ寂しさを感じます。

 

仲が良い友人関係はもちろんですし、

そもそも人付き合いが苦手で友人関係が上手く築けない場合も、

気づかぬ内に寂しさを抱いてしまうのです。

 

家族との関係が上手くいっていなくて寂しい

そして最後に紹介するのが家族関係。

 

一緒にいる時間が長いからこそ、

関係が悪化するとストレスも感じやすいのです。

 

自分の親との関係はもちろんですし、

夫婦関係や子供との関係においても、

無意識の内に寂しさを感じてしまいます。

根本的な問題は「自分に自信が持てないこと」

人間関係の悩みの根本的な問題は自分に自信が持てないことです。

 

想像してみてください。

もし自分に自信が持てれば、周囲の関係に悩まされることはなくなります。

 

周りを気にして行動し続けたり、

相手の反応に一喜一憂することもなくなっていきます。

 

どんな時も心穏やかに過ごせ、

自分を大切にしながら人間関係を築ける様になります。

 

もし人間関係で上手くいかない時があっても、

冷静に現状を分析して対策が取れるのです。

ですが自分に自信が持てないからこそ、

人間関係で上手くいかない悩みを引きずってしまうのです。

 

自分で自分を大切にもできず、

寂しさに襲われてしまうのです。

 

自信のなさが生じる原因や解決策について、

詳しくは以下の記事で解説しています。

合わせて読んでみてください。

→自信がない人必見!自信がなくなる原因と克服方法3ステップを解説

 

自分らしい人生が送れなくて寂しい…

「自分らしく」

「ありのままに」

 

近年こうした言葉が流行していますが、

自分らしい人生が送れないと寂しさは増大します。

 

自分の人生の主人公は自分自身なはずなのに、

自分らしく生きれていないことにもどかしさを感じるのです。

 

自分らしい人生が送れないとは、一体どの様な状態か?

具体的に解説していきます。

 

ネガティブ思考に支配される

私の著書『ストレスフリー人間関係』でも述べていますが、

私達人間は何も意識をしなければ、

1日の中で8割近くネガティブな言葉を考えてしまうのです。

 

仕事でも、プライベートでも、

自分らしい人生が送れていないと思うほど、

ますますネガティブ思考に拍車がかかるのです。

 

ネガティブ思考が発生している時ほど、

私達は自分で自分を責める傾向があります。

 

自分で自分を責める様になってしまい、

言葉にできない様な寂しさを募らせてしまうのです。

 

自分で自分を責める原因と解決策について、

以下の記事でも詳しく解説しているので、

合わせて読んでみてください。

→自分を責める習慣をやめるための3ステップをぬいぐるみ心理学で解説!

 

虚無感に襲われる

自分らしさに鍵をかけた状態でも、

毎日を生きていくことはできます。

 

周りから求められることを頑張ったり、

目の前の仕事に没頭することもできます。

 

ですが自分の気持ちをないがしろにしていると、

どこかで虚しさが襲って来るのです。

 

「何のために生きてるんだろう…」

「この先の将来どうなるのだろう…」

「仕事を頑張って意味あるのかな…」

 

心の中に虚無感が発生し、ポッカリ穴が空いた様な感覚を抱くのです。

 

そして次の瞬間、急に寂しさに襲われてしまうのです。

虚無感が生まれた時は、自分の心からのサイン。

「自分の人生を生きよう!」とメッセージを発しています。

 

虚無感が生じる原因や向き合い方は、

以下の記事で詳しく解説しています。

気になる場合は読んでみてください。

→【衝撃】虚無感に襲われる原因と解消法

 

根本的な問題は「他人に人生をゆだねて来たこと」

自分らしい人生を生きれていないのは、

他人に人生をゆだねて来たことが根本的な問題です。

 

世間体や一般常識に影響を受け、

どこか無難な道を歩み続けてしまった。

 

親の反応を気にして、良い子を演じて生きて来てしまった。

 

他人に自分の人生をゆだねて来たことで、

自分らしさを犠牲にしてしまったと言えます。

他人の目を気にして自分らしさを封印した結果、

待っていたのは「当たり障りのない人生」

決して悪くはないけど、良いとも言えない人生です。

 

その結果、心の中で自分の人生を生きれない寂しさを抱えてしまうのです。

 

人の目を気にせずに行動できる様になれば、

他人に人生をゆだねず自分らしく生きれる様になります。

 

詳しくは以下の記事で解説していますので、

合わせて読んでみてください。

→人の目を気にしない方法はただ1つ「まず自分。次に相手」の順番

 

自分がどれくらい寂しがり屋なのか知るために

「そもそも自分がどれくらい寂しがり屋なのか?」

この様な疑問を抱いたかもしれません。

 

ここまで様々な具体的問題を紹介しましたが、

寂しがり屋の程度を知ることができれば、

現状を改善するための道筋も見えて来ます。

 

私がぬいぐるみ心理学を伝える中で、

「寂しがり屋診断」というものを作成しました。

 

どれくらい寂しがりかを数値で測れるので、

気になる場合はぜひやってみてください。

その上で、具体的な対策を取ってみてください。

→あなたの寂しがり屋の度合いを診断!タイプ別克服方法もご紹介!

 

本気で寂しがり屋を解消するためにすべきこと

ここまで様々な視点から、

寂しがり屋の本当の理由を解説して来ました。

 

一時的に寂しさをまぎらわすことはできますが、

それでは悩みは解決しません。

 

恋人と上手くいってないとして、

一時的に好きな歌手の音楽を聴いてスッキリしても、

恋人と上手くいかない状態は解決しないのです。

私はぬいぐるみ心理学を通して、

寂しがり屋を根本から解決するための方法をお伝えしています。

 

寂しがってしまう状況がなくなれば、

悩みも解決し本当に望む毎日を手に入れることができます。

 

仕事や恋愛などで理想の人間関係が築け、

自分らしい人生を送ることができます。

本気で寂しがり屋を解消するためには、

自分自身と向き合うこと。

 

寂しがり屋の原因と克服方法について、

以下の記事で詳しく解説しています。

 

本気で寂しがり屋な現状を変えたい場合は、

合わせて読んでみてください。

→【衝撃】寂しがり屋の原因と克服方法3ステップ

 

本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

このコラムの執筆者

伊庭 和高

伊庭 和高(いば かずたか)

         

千葉県千葉市出身。
2人兄弟の長男として生まれ、幼い頃から50体以上のぬいぐるみがある部屋で育つ。
早稲田大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。
在学中は教育学、コミュニケーション、心理学に専念する。
人間関係の悩みを根本から解決する有効な手法として、ぬいぐるみ心理学という独自の理論を開発。
これまで7年間で5000名以上のお客様にぬいぐるみ心理学を提供。性別・年齢・職業を問わず多くが効果を実感しており、日本全国はもちろん、世界からも相談が後を絶たない。
2014年10月から始めたブログは、今では1000以上の記事があり、月に13万以上のアクセスがある。
心理コミュニケーションアドバイザーとして、受講者とぬいぐるみ心理学を通して実践的な関わりを続け、それぞれの「望む未来」の実現の手助けをしている。
2020年、初の著書『ストレスフリー人間関係〜ぬいぐるみ心理学を活用してあなたの人間関係の悩みを活用する方法〜』を出版。増刷しロングセラー中である。
2023年10月に三笠書房・王様文庫より『声に出すだけでモヤモヤがすっきりする本〜たった5秒のメンタルケア〜』を発売。
『女性自身』(2023年9月19日号)にて、カラー8ページでぬいぐるみ心理学が特集されるなど、活動の幅が広がっている。